假屋崎省吾が語る部下との関わり方「褒めて伸ばすのが今の時代」

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3月3日(木)、Click Holdings株式会社・代表取締役社⻑ 半沢龍之介が編集長、ニッポン放送・前島花音アナウンサーが副編集長を務めるラジオ番組「ラジオマガジン・登龍門」(ニッポン放送・毎週木曜20時30分~21時)が放送。華道家・假屋崎省吾さんが経営者としての視点から上司として部下にどう向き合うかについて語る。

半沢龍之介・假屋崎省吾・前島花音

毎週様々な分野で活躍するゲストを迎えてトークする同番組。今回のゲストは華道家の假屋崎省吾さん。経営者の顔を持つ假屋崎さんが会社経営者である半沢編集長に部下との向き合い方について相談した。

前島:假屋崎さんが編集長に伺いたいことがあるということですが…

假屋崎:自分でも会社を経営しているんですが、社員に頑張って働いてもらうことに苦労するんですよ。編集長は大きな会社を経営されて、大勢の社員を抱えていますけど、どうやってうまくこなして成功なさっているのかなと。

半沢:まだ自分の中では成功はしていないと思っています。まだやらなきゃいけないことがたくさんありますが、どの会社でも苦労するのは人事なんですよね。やりたいことがあって、それに合わせて人を採用してくるのがセオリー。僕は途中で考え方を変えました。社員に合わせて事業を作ることにしたんです。

假屋崎:はぁ〜!

半沢:例えば、広告の仕事でオンライン広告をする時に、マネージャーになる人の経歴を見ると「海外の広告をやってきた」と書いてあるわけです。でも今うちの会社には売るものがない。それならこの人が慣れている仕事をさせるために、その素材を自分が取ってきます。同じことをまずやってくださいと。新しい仕事をやりたい時、その人がゼロイチで学ばなくてはいけないし、全うできる保証もない。では、社員のポテンシャルを信じて新規事業を行うためには、そのようなやり方に切り替えたところ少しずつ成功し始めたんですね。

新卒採用なら白い紙ですからゼロイチで。僕らのモバイルインターネットの業界だと特訓して3ヶ月で即戦力にします。ただ多くは中途採用。この人の経歴からキーワードをマッチングさせて、この人にできることがあるよねと。面接をする時に「こういうことできますか?」と尋ねます。採用までに事業計画まで書かせます。一緒に働くイメージを付けて。

一番大切なのは人柄、コミュニケーション力。とても立派な経歴でも人の話を聞かない人は経験上半分以上います。

假屋崎:すごいですね。自分は理想が高すぎるものですから、なかなかそこに追いついてくれないというジレンマがあってうまくいかないことが多かったですね。ある時、任せなくちゃダメだな。自分で考えさせて、失敗もそこそこだったら許して次にジャンプするように…という形に変えました。

あと人間は100点満点ではないんですよね。どこが飛び出ていて、おろそかなのか。素材を見極めるんですよね。良いものは伸ばして、劣っているところは人並み程度に頑張ってもらってそれ以上は期待しないで。

半沢:新卒の子はゆとり教育を受けてきたためか、上の世代に比べて忍耐力が低いように感じます。そうすると、少し注意するとすぐやめます。

假屋崎:華道もそうです。褒めて伸ばす(笑)センスよく生花をする方もいれば、「なんでこうなっちゃったの!?」という方もいるんですよ。そういう時は着ている服を褒めるとか、何か褒めるところを見つけて伸ばしますね。もちろん性格的な部分もあるけど、自分も褒めてもらうと嬉しいですからね。

あとはチームワーク。自分には劣っている部分がいっぱいあるんですよ。そこはチームワークでそれぞれが頑張ってやっていただいて、相手を立てながら自分の能力を最大限に発揮してちょっと背伸びするくらいの感じで。自分にとって1つのものを成し遂げるというチームワーク。完成したらみんなで喜ぶ。そういうことが大切ですよね。

半沢:人を管理する立場だと組織の持続性や成長性を意識しながら、チームワークを良くしながら個々の個人の気持ちを大切にする。「ちゃんとみてるよ」「ちゃんとケアしているよ」と言葉で言うのは簡単ですけど、本人に感じてもらえるようにする。仕事だけではなくプライベートの話もケアする。ここがすごく大切ですね。

メディアではあまり語ることのない経営者としての素顔を見せた假屋崎省吾。その他、大好きなミュージカル『雨に唄えば』への思いも語った。

番組情報

ラジオマガジン・登龍門

毎週日曜日 20:30-21:00

番組HP

海外発ゲームアプリの日本でのローンチのほか、電動アシスト自転車「HONBIKE」の開発、モバイルインターネットによる新ビジネスの構築から、アーティストのプロデュースまで、ひとつの企業代表にとどまらない活躍をしているClick Holdings株式会社・代表取締役社長 半沢龍之介が「編集長」となり、ラジオ番組全体を雑誌に見立て、番組を展開する。「副編集長」は、ニッポン放送アナウンサー・前島花音が担当します。
これから社会人になる若者から、日々の仕事に悩むビジネスマンまで、『聴くとタメになる』成功体験談や、日々の生活の中で抱える問題解決のヒントとなるようなエピソードを語るラジオ番組です。

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