5月8日(日)、Click Holdings株式会社・代表取締役社⻑ 半沢龍之介が編集長、ニッポン放送・前島花音アナウンサーが副編集長を務めるラジオ番組「ラジオマガジン・登龍門」(ニッポン放送・毎週日曜20時30分~21時)が放送。脳トレ株式会社「JYUKUNOU」最高顧問川村明宏さんと川村速脳開発協会代表川村真矢さんが登場。

半沢龍之介・川村真矢・川村明宏・前島花音
毎週様々な分野で活躍するゲストを迎えてトークする同番組。今回は川村明宏さんと速読の出会いを探った。
半沢:川村博士が提唱している速読・速脳理論はどういったものでしょうか?
明宏:人間には五感と呼ばれる外界の刺激を記憶していくセンサーが備わっています。そのうち視力、聴力の反応速度を速めていくにはどうすればいいのか、速めるとどういうことができるのかを速脳という言葉でくくっています。残りの3感は感脳といって、味や匂いなどを感じる部分です。人類は速脳と感脳という2つの感覚を認識と記憶ができるセンサーが与えられています。
半沢:キーワードが2つ出ましたね。
明宏:感脳と呼ばれているのは、新型コロナウイルスに罹患すると嗅覚が失われるといいますが、嗅覚自体は計測したことがないんですね。計測して数字で表さないと納得しないというのが脳の機能にありますから。数値化して甘いという感覚については0〜10までの段階を作って体感してもらう。そうすると自分は0〜10までの間の細かい感覚まで感じることができるのかと。認識してトレーニングに入って、そこから高めていくことが能力をあげるためのトレーニングになります。
特に視力・聴力は分かりやすいです。視力なら大量の文書と音声の処理を加速化することから始まります。大量の文書は1000〜1万ページの書物を読むのは大変ですよね。
半沢:時間がかかりますよね。
明宏:500字を1分で読める力があったとして、トレーニングをするとそれがどれくらい伸びるのか。分からない人たちが大半なんですね。それに対して、速脳理論で見ると聴くに対して発展させるトレーニングを提供するというものです。
半沢:読書のスピードを鍛えるという理論はなかったですよね。
明宏:コンピューターのプログラミングの力を借りて、文字を素早く出すと経験値があがっていきますので。速い文字を見たことがない人が速く読めるようになります。
半沢:人間は慣れると難しいこともできるようになりますもんね。
ゲームはイメージとして頭に残りやすい
半沢:ゲームの監修もされていますが、関わったきっかけは?
明宏:ゲームはわかりやすく作られていますからイメージとして頭に残りやすいんですね。どうしてもイメージで処理しないと情報の絶対量は限られてきます。そういった意味ではダイナブック速読や手帳速読など有名メーカーが出している機材の中にゲーム性のある教材が必要とされていました。そうした機材にゲームを提供することで右脳と連結されて処理する力が増えていくので、その最たるものとしてゲームが一番いい素材になります。
半沢:テクノロジーの進化でデバイスは変わっていきますもんね。
半沢:川村明宏博士の人生の登竜門は?
明宏:従来、普通に学習していたソフトウェアのプログラミング力はWindowsが出てくる前から接していました。結局それが私の登竜門になりました。その技術を使って、これまで不可能と思われていた能力開発の分野に応用するようになったのは登竜門の1つだったと思います。
半沢:プログラミングをしたことが博士の登竜門なんですね。
その他、クラファンで話題のゲーム『脳トレゲームパーク』について伺った。