2017/8/6(日)に放送された「鹿島プレゼンツ 笑福亭鶴瓶日曜日のそれ」では、
歌手の三浦大知さんをお招きしての放送となった。
三浦さんは6歳のころに母の勧めでダンススクールに通いはじめ、10歳のころに沖縄アクターズスクールに入所。その後小中学生7人のダンスボーカルユニット「Folder」のメインボーカル「DAICHI」としてデビューという経歴を持つ。
今年で芸歴20年となる三浦さんだが、Folderとして活動している中で“変声期”のために1年の休業をしている。
三浦さんは当時を振り返って「その時は毎日調子が違って、レコーディングが終わったら次の日にはその曲が歌えないほどだった」と語った。
まだ10代のこどもにとって、それは不安では無かったのかという質問に、「そのときは、自分は一生歌って踊る人生だから大丈夫だ、と自信を持っていた」らしく、休業についても「歌が休みになるぶん、ダンスや音楽など他のことを磨く時間だ」と前向きに捉えていたそうだ。
ブレイク中の休業という大きな決断だが、そのときにきちんと周囲の大人が三浦さんの将来のことも考え守ってくれたから、今も歌い続けることが出来ていると実感したという。
それを聞いて鶴瓶さんも若いころに、自身の師匠が「鶴瓶には落語を教えない、でもこいつはそれで良い」と言ってくれていたことを思い出す。
他に例のないことだったが、自分のことをそう理解してくれたことによって、“鶴瓶噺”も生まれ、今の自分があると感謝しているそうだ。
鶴瓶さんも三浦さんも、お互いに良い大人が見守ってくれて今があるのだと、あたたかな共通点に嬉しそうな二人だった。
相手のことを理解して、他に例はなくとも相手に合った声をかけてあげることは、人を育てるうえでもとても大事なことではないかと感じる話であった。
鹿島プレゼンツ 笑福亭鶴瓶日曜日のそれ
毎週日曜日 16:00~17:30 放送中
番組情報
鶴瓶とリスナーによるハプニング満載のがちんこ・ドキュメント・バラエティー。