22日(火)深夜放送のラジオ番組『WANIMAのオールナイトニッポン0（ZERO）』に、氣志團の綾小路翔がゲスト出演。15年前に、綾小路のラジオ番組で起こった怪奇現象について語った。

氣志團は今年で結成20周年を迎え、今月には、記念盤のニューアルバム『万謡集』をリリース。来月9月16日(土)・17日(日)は氣志團が主催で行われる音楽フェス「氣志團万博 2017 〜房総与太郎爆音マシマシ、 ロックンロールチョモランマ〜」の開催が決まっており、2日目には、パーソナリティのWANIMAの参加も決まっている。

この日の放送では、『伝説のパイセンに聞く！夏のレディオヤンキー祭り!!』と題した企画を開催。WANIMAにとって綾小路翔は、アーティストとしての先輩だけでなく、2001年に、金曜日深夜3時からのオールナイトニッポン枠でラジオ番組をもっていたことから、パーソナリティとしての先輩でもある。

スタジオに綾小路が登場し、WANIMAと初めて出会ったときの話や、ライブでセッションした時のことを語り、そして、話題は15年前に務めたラジオの話に。

初めてのオールナイトニッポンを務めた頃は、まだデビュー前だったそうで、「3人組の人気バンド『GO!GO!7188』の後の、3時から始まる番組枠をやっていたんです。あのね、1700通の苦情が来て。放送後にライブがあって、仙台まで４時間かけて車で移動していたけれど、到着しても読み終わらなくてね。もの凄くブルーになって」と、リスナーから怒られていたことを暴露。同じく『WANIMAのオールナイトニッポン0』も3時からの放送開始ということで、「3時からの放送を出来るのは若さの象徴ですから。ジジイはやれないですからね？」と言って、深夜の時間帯を懐かしんだ。この日の放送は火曜日で、綾小路と同じ“金曜日の3時枠”の担当が気になったようで、いまは、お笑い芸人の三四郎がパーソナリティだと知ると、笑いながら「ああ！！(笑)なんか安心した。同じ匂いしかしないもんね」と喜び、自分も当時にやりたい放題したエピソードを語った。

「ラジオなのに心霊スポットに行って。どの心霊本を読んでも“出る”って書かれていて、色んな事が起きてしまうトンネルに行きました。そのトンネルの中で、番組の作家さんと、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーに、『WON'T BE LONG』を歌いながらキャッチボールをさせてね。

そうしたら「うぉぉぉぉ」って男の声が入って。それをサンプラー(音を編集・加工できるる電子楽器)に入れて、面白がって“MC坊主”っていう名前でずっと流していたら、スタジオの電気がバーンって消えちゃったりしてね。そのトンネルの中で撮った写真も、『あ、こんなに写るんだ』ってくらい写っちゃって。

面白がって、その日、番組にコメントをくれたリスナーに、写真をボンボン送ったら、ガチギレされて。『二度と送ってくるな！！』って(笑) 調子こいて、どんどん色んなことをやった。

このとき、僕はバスの中にいて、トンネルに行った二人の様子を音声で聞いていたんだけれど、その時は男の声は聞こえなくて。この二人だけが『何だ今のは！なんだーー！！』って大騒ぎしていたから、一応バスを走らせて、置いていった」

この後、番組の作家とアナウンサーは泣きながらバスを追いかけてきて、一緒に帰ったそうだ。

“当時の音源がある”ということで、“MC坊主”と名付けた幽霊の声が放送中に流れると、はっきりと聞こえてくる男性のうめき声に、「うわぁーー！」とWANIMAの3人も叫び、驚いていた。

綾小路のラジオ伝説トークは続き、更なる怪奇現象が起こったことや、心霊スポットとしても噂される東京都八王子市にある八王子城跡で『One Night Carnival／氣志團』を踊ったことなど、常識破りの破天荒なエピソードを語った。

この日の放送は、期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができる。

＜期間限定！radikoタイムフリーで聴く＞
番組名：ニッポン放送「WANIMAのオールナイトニッポン0（ZERO）」
放送日：8月22日(火)27時～28時30分
パーソナリティ：WANIMA（KENTA、KO-SHIN、FUJI）
タイムフリー：http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20170823030000
番組HP：https://www.allnightnippon.com/wanima/