10月26日(月)深夜、タレントのファーストサマーウイカがパーソナリティを務めるラジオ番組「ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO)」（ニッポン放送・毎週月曜27時〜）が放送。24日放送の実験的お笑い番組『まっちゃんねる』（フジテレビ系）のコーナー「女子メンタル」に出演したウイカが、その舞台裏を明かした。

「女子メンタル」とは、ダウンタウン・松本人志発案の“密室笑わせ合いサバイバル”番組「HITOSHI MATSUMOTO Presentsドキュメンタル」（amazonプライム・ビデオ）の地上波&女性タレント版で、参加した女性タレントたちが密室で笑わせ合い、最後まで笑わなかった者が勝利者となる企画。

同企画には、ウイカのほか、峯岸みなみ、朝日奈央、ゆきぽよ、浜口京子、金田朋子、松野明美が参加。元々、全シーズンを視聴するほど「ドキュメンタル」の大ファンだったというウイカが、多くの反響を呼んだ番組の裏話を明かした。

「本当に誰が来るのかわからないんですよ、すごく厳重で。当日、テレビ局に入った時も、『この時間に絶対きっかり来てください』って言われて、サササーッて移動したら、普通だったら楽屋に『ファーストサマーウイカ様』とか書いてるのが、番号がふられてナンバリングされてて。トイレ行きたいなって時も、目の前にスタッフさんがいて、『ちょっと待ってください。1番さん、お手洗い大丈夫ですか』って、SPみたいにみんなにそれぞれついて、絶対に鉢合わせしないようにしてある。メイクルームもしかり、どこ行くにも」

「本当はね、最後まで笑うつもりなくて、完全無傷のまま終わろうとしてたんですけど、ちょっと自分で仕掛けた罠に引っかかってしまいましたね。ツイッター見たら、『コイツわざと笑いやがったな』とか『映りたかったんだろ』みたいなこと書かれてて、ほんまどついたろかと思ったわ！ 腹立つわぁ（笑）。あんなん笑いたくないに決まってるじゃないですか！

まぁはっきり言うと……回してましたね（笑）。回してたというか、貴重なツッコミの枠でした。私の予想としては、本家はだいたいツッコミ役が2、3人いるんですよ。ジュニアさん、後藤さん、ケンコバさん、フジモンさん、粗品さんかな、歴代で言うと。私の理想の戦い方は、敬愛するくっきー！師匠かロバートの秋山さんみたいな戦い方がしたいなと思ったけど、メンツを見た瞬間に、『これはもしかしたらツッコミがおれへんかも』と思ってギアチェンジしたのもあるし、私は元々ネタをすごく削ぎ落としていったんですよ。（SNSで）『体張ってないな』とか『手抜いとんな』とか言われてたけど、本当は何個か変装するようなアイテムとかネタを用意してたのを、全部やめました。イチオシのネタ2つと、あともう2つ保険でなんかあったときのために使おうと、毛穴スコープと、腕に剛毛をつけてたんですけど」

番組は大好評で、放送終了後には「本家（ドキュメンタル）に出てほしい」という声も上がったそうだが、「芸人さんと戦うなんて、そんな恐れ多いことできません」とウイカは恐縮。さらに、審査委員長を務めた松本が25日のツイッターで「女子メンタルが盛り上がりすぎて2コーナーほど入らなくなってしまいました。嬉しい誤算でございます」と投稿していたことを受けて、「松本さんへのリスペクトが高まりすぎていて、松本さんへリプが送れないことに気がつきました」と、改めて敬愛の念を語っていた。