【ニッポン放送 アナウンサーインタビュー(1)】

ニッポン放送の数々の番組で活躍する女性アナウンサーに「ニッポン放送 NEWS ONLINE」編集部がここだけの“本音”を訊きました。1人目は、お笑いからアスリートまで、様々なジャンルのレジェンドの“お相手”を務めている、東島衣里アナウンサーです。

ニッポン放送　東島衣里アナウンサー（『ニッポン放送アナウンサーカレンダー2021』より）

わたしにとって大きな出会いです！

---「中川家　ザ・ラジオショー」（毎週金曜 13:00~15:30）では中川家の2人の“パートナー”ですが、「オールナイトニッポンPremium」（2018年10月～2019年3月 放送）以来、曜日・時間が変わってもずっと一緒の“ファミリー”ですね

曜日や時間をこえて一緒にお引っ越しさせて頂くという経験は初めてで、premiumの頃には想像もしていませんでした。わたしにとって大きな出会いです！

普段は恥ずかしくて言えませんが、いつでも本音で、裏表がなくて、人生の先輩として信頼しています。スタジオに到着されたおふたりは、喫煙ルームで一服した後、後ろで手を組んで窓から某ホテルのお客様の出入りを眺め、時々は某ワイドショーを観ながら突っ込みを入れ、ブラックコーヒーをぐびっと飲んで、さてと…と驚くほど自然に生放送を始められます。その空気がベテランの落ち着きを感じさせてかっこ良く、一方で居間で過ごすお父さんのようで心地いいんですよね。

リスペクトを込めて記し始めた“おじさん観察ノート”も間もなく二冊目になります。最新のページには「剛さん。鬼滅とマイメロにはまる。」「礼二さん。静電気が怖い季節。」と書いてありました（笑）

---この秋からは、注目の新番組「本田圭佑『NowVoice』」（毎週火曜日19:00～21:00）、「ゲッターズ飯田　ラジオで占いまSHOW」（毎週木曜日19:00～21:00）のアシスタントも担当しています。“色”の違う番組ですが、それぞれの聴きどころを教えてください

まず世界の本田圭佑選手、よく天井を仰いで大笑いされるんです！フィールドで活躍される姿も本物ですが、きゅうりが苦手だったり、焼肉でお肉を焼く順番に拘ったり、まだまだ身近な素顔の本田さんがいらっしゃるなぁと感じます。その真っ直ぐでチャーミングなところが伝わるパスを出せるように挑戦です。最近心に響いた本田さん語録は「情熱ファースト・才能セカンド」。熱い！

そしてゲッターズ飯田さん、アドバイスの歯切れの良さが気持ちいいですよ。寄せられるお悩みも性格も様々。メールの文章、相槌、ふとしたときに選ぶ言葉など「ここに人の本質が出るんだよ」と教わって勉強になります。飯田さんの言葉を聞いて「その彼やめます！」と宣言するリスナーの方の声の清々しいこと。わたしはお役に立てず無責任で恐縮ですが…どうか皆さま幸せになって下さい（笑）

『ニッポン放送アナウンサーカレンダー2021』撮影中の東島衣里アナウンサー

どこよりもわたしたちの喜怒哀楽が溢れている場所

---こうした多種多様な番組が放送されているニッポン放送の“社内”や“ご近所”で撮影した「ニッポン放送　アナウンサーカレンダー 2021」。昨年までとは違った形の撮影になったようですね

感染防止対策を取りながらという点では緊張感もありましたが、いつものスタッフとの製作は和やかな時間でした。個別の撮影だったので先輩後輩とのコラボも完成を楽しみにしていました。今回のメインの撮影舞台はリニューアルしたばかりのニッポン放送の社屋。どこよりもわたしたちの喜怒哀楽が溢れている場所かもしれませんね。新人時代は出社するだけでそわそわしていた有楽町・日比谷・丸の内も、今では思い出の詰まった大好きな街です。その景色と合わせて、アナウンサーの表情（少しおすまし）も、笑って眺めて頂けたら幸いです。2021年が心穏やかな年になりますように！

---