能登半島地震で被災した島津悦子　「北陸3県の応援歌、歌うか悩んだけれど……」

By - NEWS ONLINE 編集部　公開：2024-04-03 　更新：2024-04-03

ニッポン放送「中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪」

ニッポン放送のイマジンスタジオから素敵なゲストをお招きしてライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』（毎週日曜朝5時30分～／司会：中山秀征・アシスタント：石川みゆき）。4月7日（日）のゲストは、大川栄策さん、島津悦子さん、田中あいみさんです。

ニッポン放送「中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪」

「悦ちゃん！」と会場から掛け声が飛ぶなか、桜柄の素敵な着物で登場された島津悦子さん。オープニングでは、憧れの八代亜紀さんの『おんな港町』を披露されました。

「八代亜紀さんがバスガイドさんから歌手になられたことを知っていたので、『私もバスガイドになったら歌手になれるかも知れない！』と、高校を卒業後、静岡のバス会社に就職しました。2年7ヵ月のバスガイド生活を経て、プライベート盤の歌手になり、メジャーデビューまでは6年かかりました。多くの方々に応援していただき、お陰さまで歌手活動42年目になります」

八代亜紀さんと歌番組でご一緒したことがあるという島津さん。

「八代さんのすぐ隣で『おんな港町』を歌わせていただきました。『良かったよぉ～』と言ってくださって、感激のあまり涙が出ましたね。いつお会いしてもニコニコ笑顔で接して下さった八代亜紀さんが大好きでした」

ニッポン放送「中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪」

新曲『慈雨（なさけあめ）』は、北陸3県を旅する女性の心情を描いた曲です。

「昨年（2023年）、作曲家の弦哲也先生が『来年の3月16日に北陸新幹線が敦賀まで行くね。これで富山・石川・福井がつながるから、北陸3県の応援歌としてどうかな？』とプレゼントして下さった作品です」

ところが1月1日に能登半島地震が発生し、金沢在住の島津さんも震度5弱を体験したそうです。

「震災直後から『慈雨』を歌っていいのだろうか、歌うべきではないのでは……と随分悩みました。しかし、『慈雨』を歌って被災地の状況を長く伝え続け、全国の皆さまに復興支援のご協力をお願いすることが大切ではないかと思うようになりました。被災された方々の悲しみや苦しみ・夢や希望をのせ、心を込めて歌わせていただきます」

ニッポン放送「中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪」

懐かしの昭和歌謡から『京都から博多まで』（藤圭子）を歌った田中あいみさん。

『京都から博多まで』カラオケ音源提供

「デビュー当時から『藤圭子さんの歌が合いそう』と言われることが多く、なかでも私が京都出身なので、まずこの曲を覚えました。『いつからハスキーボイスになったの？』とよく聞かれるのですが、生まれたときからこの声だったんです（笑）」

新曲『私は私…』は4枚目となるシングルで、パンチの効いたテンポのいい曲に仕上がっています。

「私のイメージは、アン・ルイスさんや中森明菜さんに近い曲だと思っています。カラオケでも盛り上がるので、ぜひ皆さんに歌ってもらいたいですね！」

ニッポン放送「中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪」

京都から東京で一人暮らしを始めた田中あいみさん。最近では、東京の暮らしにも慣れてきたそうです。

「関西出身のため、お笑いはもともと大好きでしたが、東京はたくさん吉本の劇場があるので、仕事終わりに時間があったら行くようになりました」

最近はバラエティ番組への出演も多いという田中あいみさん。

「いつかドッキリにかかりたいんです。水や泥のなかに落ちるような、あのドッキリにはまったら最高なんですけど（笑）」

ニッポン放送「中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪」

1996年に発売され、2021年に再発売された『北の慕情』を披露した大川栄策さん。

「この曲が発売された1996年（平成8年）に、北海道で多くの方が亡くなる崩落事故があり、歌の舞台でもあったことからプロモーションができませんでした。作詞を星野哲郎先生、作曲を山口ひろし先生が手掛けるなど、とてもいい曲だったので、25年の時を経て2021年に再リリースしました。これからも大切に歌っていこうと思っています」

2月28日に発売された新曲『命かさねて』は、包容力のある男心を優しく、かつ力強く歌うしあわせ演歌です。

「ファンの皆さんから『たまには明るく調子のいい歌を歌ってよ』というご要望があったので、今回、久々のしあわせ演歌になりました」