ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー！』（毎週月～木曜 朝8時～11時）、 5月14日（水）の放送に歌手のさだまさしがゲスト出演。自身の音楽に対する想いや、2年ぶりとなる新作アルバムについて熱く語った。

垣花正、さだまさし

パーソナリティの垣花正が最近の楽曲制作について尋ねると「時代と競争しない、自分のやりたいことをやる」というモットーを話し、機械の音ではなく“人間の出す音”で楽曲制作をしたという、さだならではの“こだわり”を明かした。そして「メロディは出尽くしているから、言葉を大切にしている」と語り、「言葉はリズムも持っているし、メロディも持っている。その言葉をどう探していって、気に入ったもの（ドラムなどのリズム）とぶつけていくか」と語り、自身の楽曲へ考え方を話した。

また、今回の新作アルバムを聴き「一曲一曲、味が違う」と感想を語る垣花に対して、クラシックを参考にし、ベートーヴェンやモーツァルトなどの楽曲を味わいながら制作することがあると話し、意外な一面も披露した。

さらに、今回のアルバムの収録曲「Tomorrow」の中に出てくる「つば九郎に会いたいな」という歌詞が大きな反響を呼んだ話題になると、ヤクルトスワローズの球団マスコットキャラクターのつば九郎との思い出の数々を語り、想いを募らせた。「みんながつば九郎に会いたいなと思っている」と感じ、メロディと「つば九郎に会いたいな」という言葉がいっぺんに浮かび、この曲を書き上げたという。また、「“明日ガンバレ”ってつば九郎は言ってくれそうと思った」と話し、つば九郎への感謝の想いと共に、このフレーズを歌詞に落とし込めたという、ここでしか聴くことのできないエピソードも披露した。