フリーアナウンサー・新井恵理那がパーソナリティを務めるニッポン放送『デロイト トーマツ グループ presents 新井恵理那 Leader's NEXT↗』 (毎週水曜 21時00分〜21時30分)。12月17日（水）は番外編。通常はビジネスリーダーをゲストに迎える番組だが、今回は新井自身が、いつもゲストに投げかけている質問に自ら答える形式でキャリアを振り返った。

新井恵理那

新井は来年で芸能活動15周年を迎え、テレビやラジオでアナウンサー、タレントとして活躍。現在は2児の母としても奮闘している。

仕事で大切にしている信念について「いつも真心でいたいということがあります。真心で信用を築いていくことが、私の信念です」と語り、公共の場で話すことが多い立場だからこそ、真摯であることの重要性、プラスアルファを何か創意工夫でできないかを考えているという。

駆け出しの頃は、「本当に失敗しかない。苦しかったですね」と語り、「失敗を許容していただけたから、助けられながら、ちょっとずつ経験を踏ませてもらった」と周囲への感謝を述べた。

特に印象に残っている言葉として、緊張で膝の裏まで汗をかいていた若手時代に先輩から言われた「もう現場に来ただけで、仕事は終わってるんだよ」という言葉を挙げた。

その一言で「ふっと力が抜けて……」と振り返り、今でもセルフコントロールのために大切にしている言葉だと紹介した。

座右の銘として挙げたのは、中学時代に合気道で学んだ「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」という言葉。「些細な事でも一つ一つの行動が思いもよらない発展をして世界を広げてくれる」と話し、最近、絵本を出版した際にも、人との出会い、行動することの大切さを実感したという。

自身の成長については、「子育て中の今、大人になっても、新しく感動に出会える。子どものおかげで、私も新しく成長できている」と話し、放送を締めくくった。

『デロイト トーマツ グループ presents 新井恵理那 Leader's NEXT ↗』は、radikoでタイムフリー機能で聴けるほか、ポッドキャストでも配信される。