瀬戸内寂聴 誰にでも苦手な人はいるものです
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第641回 世の中にはどうしても「この人は苦手」という人間はいるものですよ。たぶん、向こうもそう思っています。無理はしないように、のんびり行きましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユー…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第641回 世の中にはどうしても「この人は苦手」という人間はいるものですよ。たぶん、向こうもそう思っています。無理はしないように、のんびり行きましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユー…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第640回 本当に頭が良く仕事ができる人は、他の人の協力があって自分があるという感謝の心を忘れないものです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 『いのち』 瀬…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第639回 辛く苦しい毎日が続いても「今が人生のどん底」と思えば、これ以上悪くなることなどないのです。どん底状態はずっと続きません。それが仏教の教える「無常」です。同じ状態は続かな…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第638回 「すべては御心のままに」 これは宗教、宗派に関係のない祈りの言葉です。苦しみも、悲しみも、喜びも、私が今日生かされていることも、すべてが何か大いなる力によるものなのです…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第637回 人間は、自分の心ひとつさえ自由にならない。まして、自分以外の人の心を思うままにできないといって、腹を立てたり、苦しみ悩むのは無駄なこと。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第636回 見返りを期待しているようでは、真実の愛とはいえません。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 『いのち』 瀬戸内寂聴 講談社刊 定価:1,400円(税…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第635回 切に生きるとは仏教の極意です。現実に目の前で起こっていることを、ひたすらに一生懸命生きるしかありません。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 『いの…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第634回 人間、明日、必ず生きて目覚めるという保証は何もありません。もし気分よく目覚めたら、それは新たな日の始まりだと感謝して過ごすようにしましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユー…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第633回 人のことをとやかくうらやまない、人の悪口を言わないことです。人が喜ぶ言葉を使うように心がけましょう。それは相手だけでなく自分も幸せにします。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユー…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第632回 人はそれぞれ違った才能があり、違った性格、違った顔を持って生まれています。それを子どもたちに教えないから、自分と同じでないと気持ちが悪いという差別感が生じて、いじめが起…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第631回 頑固とは自主性があるということ。どうしても譲れない信念があるならば、それを貫いてもいいんじゃないでしょうか。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 『…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第630回 失恋を怖れてはいけません。その経験はあなたの心を何倍も、何十倍も豊かに、魅力的にしてくれます。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 『いのち』 瀬戸…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第629回 生きるということは、明日への、いや今日の午後への、いや、やがて来る1時間後への、機体と願望と不安のないまぜになった鎖をたぐり寄せていくことではないでしょうか。 瀬戸内寂…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第628回 私は自分の心の声をよく聴いて、その時したいことを、がむしゃらに押し通してきました。そのせいで、95歳になった今、つくづく生きたという実感を味わっているのです。 瀬戸内寂…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第627回 私は、法話でいつも一つのことしか言いません。それは「思いやりの大切さ」です。思いやりとは、「想像力」です。他者の苦しみや悲しみを想像できる心です。 瀬戸内寂聴 撮影:斉…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第626回 人間は愛し合っても苦しめることがあり、相手を幸福にさせるつもりで、不幸に陥れていることもあるということを、私たちは心に留めておくべきです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第625回 人間誰しも日常のしがらみの中で生きています。日常とは煩悩の世界です。行者たちが世俗と離れた山岳で修行をするように、私たちも辛いときは、旅行してリフレッシュした方が良いの…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第624回 お天気と同じで、人生も予定通りになることはありません。好いこともあるし、悪いこともあるのです。傘を差したり閉じたりするように、うまく対応していきましょう。 瀬戸内寂聴 …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第623回 人間だからついうっかり失敗するとか、つまずいたりすることはあり得ます。気づいたときには、素直に反省し、心から懺悔して、それを態度で示して出直せば良いのです。 瀬戸内寂聴…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第622回 向いあっても、手を取りあっても、一緒に寝て肌であたためあっても、人の心というものは別々の想いで、同じではないのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第621回 運命は黙ってひょいとやって来ます。しかし、向こうから運命がやってきてもそれを受ける感受力がないと、さっさと逃げていってしまいます。大抵の人はそうですね。 瀬戸内寂聴 撮…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第620回 恋の渦中にいる人に何を言っても聞く耳を持ちません。けれども、本心は、自分の罪を、裏切りを、遠ざかる愛を追う苦しさを、誰かに聞いて欲しいとひとり悶(もだ)えているのですよ…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第619回 一遍上人は、愛が人間の心に平安だけをもたらすものではないことを知っていました。愛すれば愛するほど魂の孤独に気づかされ、たとえ相愛の男女でも魂の孤独は決して救われないとい…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第618回 部下の欠点ばかりを見て批判していては誰もついてきてくれません。誰だって最初は未熟者です。あなただって…。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 『いの…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第617回 自分の心が沈んでいて、憂鬱に閉ざされているときは、何を見ても聞いても面白くないものです。常に心を明るく保つよう心がけましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第616回 自分の周りに満ち溢れている情報の中で、何となく、どの情報もうさん臭く、信じられないと思ったならば、自分で調べて、自分の目で確かめることが肝心です。 瀬戸内寂聴 撮影:斉…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第615回 幸せとは心が自由なこと。心にわだかまりがないということ。お金があろうとなかろうと関係ありません。健康で、それで心が自由だったら、それはもう一番の幸せです。 瀬戸内寂聴 …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第614回 「起こったこと」も縁ですし、「起きなかったこと」も縁です。私たちが生きて暮らしていけるのも、無数の縁のお計らいです。このことを忘れ、自分の才や財に溺れると人も社会も腐り…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第613回 人間の幸福とは、とらわれない心を自分の心にしっかりと確立する以外に得られないのです。自分の愚かさに気づいた者だけに幸福の道は開かれます。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第612回 家族と喧嘩してでもこの人と一緒にいたいと思うなら、彼のもとに行きなさい。大事なのは恋人をどれだけ好きかということです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊…