2/22(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!その①
蓮舫おろしが始まっている?今回の東京都議選は民進党の存亡をかけた戦いになる
6:32~ニュースやじうま総研ズバリ言わせて!:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリスト)
蓮舫降ろしが始まっている?
高嶋)東京都議選が7月にあります。地方選挙ではありますけれども、首都決戦ですから、各政党は全力を挙げて、色々とやりますよね。
鈴木)国政選挙並みですね。
高嶋)ですよね。……それにしては、蓮舫さんのですね、勢い? 何だか、こういろいろ見てるとですね、『連合、蓮舫降ろし開始』なんて記事もあります。これはどういう風に解釈したらよろしいんでしょうか?
鈴木)蓮舫さんは去年に代表になって、ものすごく期待されたわけです。蓮舫さんは「選挙の顔」だということで、民進党の人たちが選んだ。ところが……パッとしないですよね。
高嶋)そうですね。「選挙の顔」じゃなくなってしまった……
鈴木)国会でどんなことを言ってもなかなか存在感を発揮できない。それから人事で野田幹事長を表舞台にバンと出した。これが賛否というか、否のほうが多いのです。
高嶋)なるほど。
鈴木)それで、野党共闘も共産党との距離がすごくあったりして上手くいかない。政党支持率も結局上がらない。その中で「蓮舫さんじゃもうダメなんじゃないか?」なんて声も出始めていたところへ、都議選が始まる。都議選は地方選挙ですが、各政党が国政選挙並みに政党挙げて中央から入ってきてやるでしょう?
高嶋)首都東京ですからね。
鈴木)首都決戦です。
厳しい民進党の現状、後がない蓮舫
鈴木)都議選によって今後の政治の方向が決まる。そして更に蓮舫さん、東京っていうのは、地元なんです。だからこの結果によって、蓮舫さんを降ろしたいと言うような人が動き出すのではないかと。選挙は7月ですけれども、政党の世論調査とかマスコミの世論調査では、都議会の民進党が非常に厳しい。壊滅状態になるのではないかなんて予想も出てたりしています。
高嶋)各政党がそれぞれ、ルートを通じて。都議選どうなるか、調査していますね。新聞各社、マスコミもやっています。今のところどれ観ても、民進党の躍進は無いと。もう壊滅するかもしれないと。今何人いるんでしたっけ?
鈴木)今は14人ですね。この前会派、別会派にして、維新とかと合わせて18人くらいになっていますけど。
高嶋)東京なんか、改革議員団、とかいうのが……。
鈴木)そうですね、作りました。これもまぁ基本的には選挙に向けて、民進党の看板では、もうなかなか厳しいということで改革勢力みたいなものを作った。それから、小池さんとも一緒にやりたかったけれど、なかなかそこもうまくいかない。そんな中で蓮舫さんを代えるべきだと思っている人たちが、今度の選挙の責任を取って「蓮舫さん辞めるべきだ!」みたいな動きに出るのではないか、なんてことを言われてます。
高嶋)そうすると東京都議会選挙の『前』に、民進党の顔を変えようという訳ですか?
鈴木)いえいえ、その『後』ですね。結果次第で、という事ですよ。だから結果次第でもう壊滅状態みたいに……
高嶋)負ければその責任を取って辞任するような形? それを見越した動きですか?
鈴木)戦う前からもうそんな動きが出ていること自体がもう、ちょっとおかしい。
高嶋)確かに。
鈴木)だから今、蓮舫さんは原発を見直したり、いろいろとやっている。でもそういうことを意識して焦っているんじゃないか、と言う人もいる。だからしっかり都議選で結果を出すことしかない。今まで期待されていたものをですね、やりきって、本当に指導力を発揮しないと後はないと、蓮舫さんは非常に厳しいところにいる。
高嶋)都議選で結果を出さなければ、蓮舫さん、愛想つかされて、責任取らされて消える、なんてことになると…。
鈴木)あとは次に誰が代表になるのか、などを含めて民進党が大混乱になる可能性もある。だからそういう意味でも、この都議選は民進党にとってとても大事な選挙になるということです。
高嶋)言わんとすることは分かりました。これは蓮舫さんだけの命運じゃなくて、民進党自体も雲散霧消の危機にあるのだと。
鈴木)そういうことになりますね。都議選はまさに区政の民進党を賭けたをかけた戦いになってきた。
高嶋)危急存亡ですね。
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