3/15(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!①
既に20人程の候補が?
6:31~ニュースやじうま総研ズバリ言わせて!:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリスト)
小池知事が打ち出す“くノ一”部隊~“女性のパワー”が都議選でのキーワード
高嶋)都民ファーストの会、何かぐちゃぐちゃ言っていましたけども、もう都議選の候補を20人決めたのですか?
鈴木)既に15人くらいいまして、基本的には新人もいるのだけれども、現職の都議で移ってきた人とか元都議会議員とか、議員の経験者が中心なのですよね。
都民ファーストは一体誰を出すのか。例の政治塾「希望の塾」出身で、その中で選抜テストというのをやったじゃないですか、それを潜り抜けてきて面接もやって身体検査もやって、どんな新人が出て来るか、ここが一番注目なのだけど、どうも取材をしてみると20人くらいは内定しているようなのですが、なんとその大半がどうも女性ではないかということです。
これはまだ小池さんやその周辺は「そうだよ」とはもちろん言いませんけれども、いろいろ取材をしているとそのようなことが浮かび上がってきています。
女性というのは今度の選挙でキーワードになると思うのですよ。やっぱり女性初めての都知事ですからね。そういう意味では女性の力、パワーというものが選挙で一番注目される所になるのではないですかね。高嶋)かつて土井たか子さんの「山が動いた」はという、あれは“マドンナ旋風”とか言われましたけど、マドンナ?
鈴木)いや、それで業界用語ではないですが、我々が取材している中では今誰が出て来るか分からない、しかしどうも女性らしいということで“くノ一”部隊なんて言われています(笑)。小池さんが証明したように女性の政治家としての胆力というか力量、持っているセンスとか、これらはもう証明されています。自民党の現職などは自分の選挙区に充てられると戦々恐々ですよね。高嶋)公明党は何だかすっかり協力態勢になってしまったのですね。
鈴木)なりましたけど、これは小池さんの側近の野田数さんという特別主将なんかが中心になって選挙をやっているのですが、ここでやはり公明党と連携していこうと。やっぱり公明党にしてみれば全員当選したい、その為には小池さんの所から候補がどんどん出て来ると押し出されてしまう可能性があるので、何とか協力していきたいということです。
そのかわり小池さんの所も選挙に協力するけれども都政では今度は公明党もしっかり政策を協力していきましょうということですね。高嶋)もう一つ気になったのは、国政に向けての何か組織を発足させましたよね。あれは今こんなに忙しい時期に何で始めたのですか?
小池知事の新たな動き~国政にも整備を?
鈴木)これはまだ取材中ですが、なんとなく出て来ているのは自民党が中央、例えば官邸とか、この辺が今までは小池さんと仲良くやっていくような感じだったけれど、どうも少し対決姿勢に変わりつつあるのかなと。これを察知した小池さんが「対決であれば国政の所にも少し整備をしていこう」というようなことで勉強会をどうやら作るのではないかなと、そんな風に今の取材では感じますね。
高嶋)何か小池さんの腹の中を断ち割って本音の部分をグッと引きずり出したら面白いのでしょうね、きっと(笑)。
鈴木)そうですね(笑)。
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