FM93AM1242ニッポン放送で5/21(日)放送の『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』の中で、笑福亭鶴瓶は自身の公演「鶴瓶噺」について語りました。

リハーサルも台本も無いひとり喋りは、鶴瓶さんの“無意識”の力と、それによって今まで出会ってきた人で成り立っているといえます。中でも鶴瓶さんの人柄でもある“話しかけやすそうな雰囲気”が大きく影響しているといえるのではないでしょうか。

鶴瓶さんはそれを自分は“心の贅肉”を削ぎ落としているからと表現しました。

例えば“自分は笑福亭鶴瓶だぞ”とか、“キャリアが長いんだぞ”、などといった気持ちが心の贅肉です。そうった気持ちは誰にでも芽生えてしまいそうですが、それが壁となってしまうこともあるのです。

幸いにも鶴瓶さんには、良くも悪くも“贅肉をそぎ落としてくれる”機会に恵まれているといいます。家族に乾杯などで全国各地を訪れると、鶴瓶さんの出演番組の名前を間違えて覚えているおばちゃんや、「サイン貰おうか～」と言って近づいてくるおじさんなど、個性的なうえにフラットに接してくれる人たちとたくさん出会ってきたのです。
その出会いひとつひとつが鶴瓶さんの芸の肥やしになったり、もっと頑張ろうという原動力になったりしているとのこと。

これからも、心の贅肉に埋もれず、どんな状況でも“面白そう”と思えたら足が向いてしまうという、少年のような心をいつまでも持ち続けていたいそうです。

さらに、鶴瓶さんが『鶴瓶噺』の公演中に出会った仰天のタクシー運転手のお話、思わず血の繋がりを感じた娘さんとお孫さんのお話など、まだまだありますので、ぜひラジコタイムフリーで聴いてみてください。

FM93AM1242ニッポン放送 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ
毎週日曜日16:00～17:30