のんちゃんの『この世界の片隅に』のように、口コミでロングランになっている映画もある一方で、いい作品なのになぜかお客さんが入ってない映画って、あるんです。
6月24日(土)朝8時半からFM93AM1242ニッポン放送『八木亜希子LOVE&MELODY』では、映画評論家の清水節さんに、「客入りがよくないけれど、ぜひ観てほしい ヤバイくらい いい映画」を教えてもらいました。
湯浅政明監督作品のアニメ映画『夜明け告げるルーのうた』
清水「湯浅政明監督作品のアニメ映画『夜明け告げるルーのうた』。この作品は宣伝の力が弱かったのか、公開から1ヶ月以上経つのにあまり広まっていなかった。ところが先日、フランスのアヌシーで開かれた「アヌシー国際アニメーション映画祭」で最高賞にあたるクリスタル賞を受賞。アヌシーで賞をとったことで今日から上映劇場も増えて、拡大公開。ぜひ見てほしい映画です」
清水「湯浅監督のこれまでの作品は通好みだったのですが、今回はアニメの王道の物語。さびれた街で暮らす少年が、人魚と出会うことで人生が変わるんです。また、映像の滑らかな動き、独特の色彩感覚、絵と音のコラボレーションも楽しめます。主題歌は斉藤和義さん、BGMは映画「64」の村松崇継さんが担当しています」
清水さんイチオシの映画、この週末見に行ってみてはいかがですか。
▼『夜明け告げるルーのうた』公式サイト>
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