「綺麗な歌とか言葉とか、もういいかなって」片平里菜、新アルバムへの想い

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18日(月)深夜放送の、ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(パーソナリティ:ニッポン放送アナウンサー吉田尚記、月曜日レギュラーアシスタント:松井玲奈)に福島県福島市出身、25歳のシンガーソングライター片平里菜が出演し、最新アルバムに込めたメッセージについて語った。

「綺麗な歌とか言葉とか、もういいかなって」片平里菜、新アルバムへの想い

12月20日(水)にリリースされる片平の3rdアルバム『愛のせい』を、事前にアルバムを聴き、その歌詞の生々しさに驚いたという吉田。そうなった理由を聞かれた片平によると、今回のアルバムについて、あまり嘘がないよう、正直な気持ちで作った結果そうなったそうだ。放送ではさらに、片平が今回のアルバムに込めた想いについて踏み込んでいった。

吉田:今回のアルバムは、壮大に女子会の会話を公開してるみたいに感じたんですけど、度胸とか要らないんですか?

片平:今回はもう、自分をさらけ出さないと進めないなと思って。女子会でもなんでも出してみようかなって(笑)

吉田:さらけ出すのって、大体において怖いじゃないですか。

片平:怖いです。

吉田:怖いけど、これはやらなきゃいけないと?

片平:だってもう、嘘ばっかじゃないですか。

吉田:というと?

片平:みんな。

吉田:おお~~!!(笑)

片平:なんかつまんないなぁと思って。綺麗な歌とか、綺麗な言葉とか、もういいかなって思って。汚くてもなんでも出そうかなっていう(笑)

吉田:それを踏まえて、松井さん、アルバム表題曲の『愛のせい』を聴いた感想、教えてもらってもいいですか?

松井:感想ですか。さっき「全部正直に言った」みたいな話をしてたじゃないですか。それを思うと、なんか誰にでも当てはまる曲って作ろうと思えば作れるんですよ。それがすごい素敵な場合もあるんですけど、確かに片平さんの曲みたいに、直球ストレートみたいなのはグサグサくるなぁと思いました(笑)

吉田:グサグサくるの?

松井:グサグサきません?

吉田:それは女子目線で聴いて?

松井:いや、私はそういう意味ではなく、人間ってこうだよなって思って聴いてました。

吉田:男子目線で言うと「本当にごめんなさい」って1回は思う(笑)

松井:あはははは(笑)

片平:そうですか?(笑)

吉田:なるべくちゃんと向き合おうとしてますが、相手が本気の時に、常にこっちが本気でいられたかというと、それはごめんなさいっていう(笑)

片平:あははははは(笑)

そのあまりの歌詞のリアルさに、それぞれ思うものがあったという吉田と松井。このあと吉田が、片平に実体験でよほどのことがあったのではないかと勘ぐったのだが、片平は「いや……、なんでもないです(笑)」と、何かを言いかけてすぐにやめたため、スタジオは笑いに包まれた。

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