2月19日(月)放送のラジオ番組『ToshlのオールナイトニッポンPremium』に、歌手の倖田來未がゲストとして登場。お互いに自身の楽曲の中から一番難しいと思う曲のタイトルを明かすなど、ボーカリストならではの目線で語り合った。
倖田といえば、2/28(水)にNew Album『AND』をリリース。また先日、47都道府県ツアー<KODA KUMI LIVE TOUR 2017 - W FACE ->のファイナル公演が生配信され話題となった。
「お久しぶりです!」と倖田が大きな声で登場すると、Toshlは「いや~なんか元気が出るな~(笑)」とリアクション。それに対して倖田は、「ほんまですか!?今日はとにかく、失礼が無いようにだけやってこいと、うちの旦那にも言われまして、来させて頂きました」と挨拶してトークはスタートした。
X JAPANが出演するという理由で、ロックフェス『サマーソニック』を初めて観に行ったことなど、倖田がエピソードを披露する中、話題はライブでのセットリストの話になった。
倖田:(Toshlさんは)全部、キーが高いじゃないですか?高いんですよ、私からすると。私、チェロみたいな声してるんで
Toshl:ははははは(笑)
倖田:私なんかはライブのセットリストを考える時に、2曲、高い曲が続いたら次の曲を下げたりしようって。ちょっと温存して、また高いのにいこうって、曲順とか結構考えて組むんですけど
Toshl:はいはいはい…
倖田:どうやって曲順を考えたり、Toshlさん的に、『実はこの曲難しい…』みたいなのは、あったりするんですか?全部、難しく聴こえるんですけど
Toshl:X JAPANに関しては、YOSHIKIが全部決めてるので
倖田:曲順とかですか?
Toshl:曲順も。基本的に楽な曲は一曲もないです
倖田:ですよね?
Toshl:全部命がけと言ってもいいと思います
倖田:私、観に行った時に2時間40分とか3時間…
Toshl:長いので、大体3時間4時間ぐらいやってることがよくありますね
倖田:よくそれで喉…。最後までめっちゃ出てますよね
Toshl:いや出てない、出てない。最後はライブだと思って、それよりもう飛び込んじゃえみたいな。むちゃくちゃでもいいから気合いだみたいな
倖田:気分はそうですよ、私も『エーックス!』って横アリで叫びましたから。でも、強いて言うならみたいなのはあります?ちょっと、この曲のここ…みたいな
Toshl:今でもENDLESS RAINが難しいかもしれない
倖田:ええ~!?(歌いながら)『ENDLESS…』ですよね!?
Toshl:カラオケで歌ったことありますか?
倖田:いやもう(何回も)…。やっぱりRusty Nailの次に。『ENDLESS…』のそこを、溜めるか溜めへんかみたいなそういうのとかも、Toshlさんの最近の歌い方バージョンか、昔バージョンかって言いながら
Toshl:ちょっとね、最近溜めるからね(笑)
Toshlのように高音を真っすぐ綺麗に伸ばせないという倖田。Toshlの歌声について、「感情も乗っかってきて、でもクリーンもあって。どっちかしか出来ないっていうボーカリストも多いと思うんですよね」と語り、「ずるい!二つとも出来るのは」と絶賛。
すると、Toshlが「でも未だに(ENDLESS RAINの)『I'm walking in the rain』の最初の出だしがあるじゃないですか?あそこが苦手です」と明かすと、倖田も「私は、『愛のうた』が一番難しいですよ」と明かす。その結果、二人は「意外に一番歌っている曲の方が難しい」と口を揃え、「ボーカリストあるあるなんですかね?」と思いを巡らせた。