画家・城戸真亜子、絵を描く意味が分からなくなる?
公開: 更新:
画家でタレントの城戸真亜子が、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(5月14日放送)に出演し、「画家としての悩みベスト3」というテーマで普段の悩みを告白した。
まず、第3位は「ドンドン描きたいのに、スペースがない。」
1度の展示会で描く絵は45作品にも及ぶため、披露した絵は売却されたもの以外は保管庫に行くという。城戸の絵は、大きいもので194センチ×194センチの物まであり、保管に困っているとのこと。家族には「もうたくさん描いたからいいんじゃない?」と言われているが、クリエイターとしては「描き続けなきゃいけない」という思いがあり、保管場所について家族と揉めていると語った。
続いて、第2位は「テレビが4K、8Kと進化してるのに、コツコツ絵を描く意味が分からなくなる。」
最近は、プロジェクションマッピングなど、絵が動くという時代に突入している。そんな中、ただひたすらキャンバスに描くという行為に、疑問を感じる瞬間もあるとのこと。パーソナリティの高田文夫も、ネットが発達した今、原稿用紙に文章を書いているときに「これはどんな意味があるのか」と自問自答することがあると共感。城戸はこの悩みに直面しても、描いたからこそ味わえる達成感や感動があると信じ、絵を描き続けていると語った。
そして、第1位は「描いても描いても、のれんに腕押し、ぬかにくぎ。そもそもこの方向でいいのか分からなくなる。」
高田は「野球選手ならホームランを打った瞬間に大喝采。落語家ならオチのセリフで大爆笑。しかし、画家には瞬間的に称賛される時が無い。」と、画家の評価の難しさを指摘。この言葉に城戸も深くうなずいていた。そんな城戸に、高田は「漫才でも始めたら?」と衝撃のアドバイス。城戸も「ギャラリーに高座作って・・・」と返し、スタジオの笑いを誘った。
高田文夫のラジオビバリー昼ズ
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 11:30~13:00
番組情報
高田文夫先生と、キャラクターの濃~いパーソナリティがお送りする「昼休みのお笑いバラエティー」ラジオビバリー昼ズ!