中尾彬と池波志乃夫妻がニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」（6月12日放送）に出演し、「夫婦で行った忘れられない旅行ベスト3」というテーマで旅行について語った。

まず、第3位は「スケッチ旅行」
中尾は画家としての一面を持っており、結婚したての頃は、ヨーロッパに日曜画家を30人も連れ、スケッチ旅行に行っていたという。村の景色を見ながらただスケッチをするだけの旅行のため、池波は一切買い物などできなかったとのこと。それどころか、スケッチの時は画家の手伝いで、物を準備したり、水を汲んできたりと、走りまわされたというエピソードを語った。

続いて、第2位は「ホテル（中国・台湾）」
30年前、三国志の舞台をめぐる旅をしたという中尾と池波。宿泊したのは田舎のホテルであるが、そこで一番良い部屋に泊まったという。しかし、その部屋にはキノコが生えていたとのこと。また、台湾の緑島という島のホテルに泊まった時は、朝起きると池波の上に鶏が乗っていたという。

そして、第1位は「結婚10周年の世界一周旅行」
中尾と池波は、結婚した時に、周りから「あの夫婦は3年持つかな」と言われていたという。そのため、2人は「10年もったら贅沢しよう」と約束。約束の10年後に、世界一周旅行をしたとのこと。ニューヨークで乗った音速の旅客機コンコルドでは、内部の通路が一人通るのが精いっぱいの広さのため、なかなか食事が運ばれず、食事を渡されたころには、目的地のイギリスに着いてしまったという。

長年連れ添っている夫婦ならではの衝撃的な旅行エピソードの数々に、スタジオは笑いに包まれた。

高田文夫のラジオビバリー昼ズ
FM93AM1242ニッポン放送 月～金 11:30～13:00