6月1日放送　ゲスト：モデル　アンミカ　第5回

パリコレ出演経験のあるトップモデルとして活躍。現在はモデル・タレント以外にも韓国の観光名誉広報大使、大阪観光大使も務める。多くの資格を持ち、化粧品プロデュース、ジュエリーデザインなどその仕事は多岐にわたっている。

黒木）結婚5年目、幸せですとおっしゃっていますけれども、夫婦円満の秘訣というのは？

アンミカ）感謝ですね。アメリカの方なので相手がサンキューが多いのですよ。水を飲みたいというから1階で水を汲んで2階に上がったら「ミカちゃんの汲んでくれた水美味しい！」と言ってくれます。水道で蛇口を捻っただけなのに、むっちゃ喜んでくれるのですよ。
「ありがとう」って魔法の言葉で、言ってもらうともっと頑張れる。奥さんにありがとうって言わないと当たり前の興醒め感というのはあると思います。黒木さんは多いですか？

黒木）いえ、今日帰ってその話をさせていただきます。いま5年ですよね。この気持ちをずっと持続させるというのが大事ですよね。

アンミカ）持続のポイントって何ですかね。私はいまのところは仕事も随分と尊重してくれるので、「今日晩御飯何が食べたい」って電話すると「ミカちゃん疲れているから今日は外食にしようよ」と言ってくれます。子供がいないというのもあるのですけれど、思いやりを持って接してくれます。持続のポイントは尊重し合うということだと思います。黒木さんは結婚して何年になりますか？

黒木）もう27年くらいですか。

アンミカ）よく忍耐とみんな言いますけれど、そうでもない？

黒木）1番苦しいときとか辛いときとかどうしようもないときとか、具合が悪いときにいて欲しい人ですね。だから幸せなときはお互い幸せだから、いなくても生きていけるけれども、そうじゃない弱ったときにいて欲しい人という感じですかね。

アンミカ）弱味を受け入れてくれる方なのですね。

黒木）お互いですから。格好いいばっかりではないですから、人生。でもこれからもバラ色です、幸せですって言い続けて欲しいですね。

アンミカ）日本では忍耐だ我慢だ、結婚は墓場だという人が多過ぎて、男性特有の照れ隠しは日本特有の習慣だとは思うのですが、それを聞いた若い方が結婚はそういうものだと思うのは嫌なのですよ。
私も自分が大事にしているのが感謝なので、朝起きて宗教関係無く先祖なのか太陽なのか、自分の信じるものに手を合わせて、今日も朝起きれたと感謝しています。
朝起きれるだけでありがたいじゃないですか。朝日が気持ちいい、平和な世の中になります、怒る人が穏やかに、戦おうとする人が心柔らかくと言っているだけで、バスを乗り過ごしてもチッとか思わないのですよ。これにも何か意味があるといういい気持ちで生きていけるので、そういう気持ちを持てる自分でありたいです。

アンミカ／モデル・タレント

1972年生まれ。韓国出身･大阪育ち。
1993年にパリコレに初参加後、モデル業で活躍するほか、テレビ･ラジオ･広告出演など多方面で才能を発揮。またジュエリー･ファッションデザイナー、化粧品プロデュースなどでも活躍。
世界標準マナーのEPM プロトコールアドバイザー、漢方養生指導士、化粧品検定1級、NARD アロマアドバイザーなど様々な美容関連の資格を所持。
2002年4月からは約1年間、韓国延世大学語学堂に留学。韓国語も堪能。
趣味・特技はマラソン、ヨガ、茶道、韓国語。
2013年、アメリカ人の実業家と結婚。
2009年より韓国名誉広報大使、2013年より初代大阪観光大使に就任。

（2018年6月1日放送分より）

ENEOSプレゼンツ　あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月～金 6:43～6:49