アンミカ ケガのリハビリから学んだ「美」の哲学

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5月29日放送 ゲスト:モデル アンミカ 第2回

アンミカ ケガのリハビリから学んだ「美」の哲学

パリコレ出演経験のあるトップモデルとして活躍。現在はモデル・タレント以外にも韓国の観光名誉広報大使、大阪観光大使も務める。多くの資格を持ち、化粧品プロデュース、ジュエリーデザインなどその仕事は多岐にわたっている。

黒木)「常に美しくあるためにはどうすればいいか?」、これは永遠のテーマですね。

アンミカ)「美」ということに関しては、母が大きな影響を与えています。
私は幼少期に口を大きく切ってしまって。ぽっちゃりしていたうえに、顔にちょっと後遺症が残りました。いまではまったく分からないですけどね。母親と二人三脚のリハビリで治ったんです。

黒木)どんなリハビリですか?

アンミカ)「姿勢をよくする。胸の位置を高く、胸の真ん中に目があると思って、胸を開いていつも歩く」、「相手の目を見てお話しして、常に口角を上げる」、「人の話を聞くときに話し上手になるには、聞き上手。うなずき上手、質問上手になる。周りが心地よくなって、それが美しさの一歩だ」と教わったので、幼少期からそれをずっと繰り返しているうちに、歯ぐきではなく口角を使って笑えるようになったので、口の横側の筋肉が鍛えられて、口の上の歯ぐき部分の後遺症の、唇がめくれあがってしまうのが治ったのです。いまでもうっすら歯ぐきは出ますが、母がマッサージしてくれたおかげで、色もきれいだし歯並びも矯正せずにきれいになったので、母には本当に感謝していています。
アンチエイジングではなく、ウェルカムエイジング。きれいごとじゃなくて、たとえば年を重ねることを拒否するのではなく、自分が理解して。シワができるけれど、眉間の縦シワでなく笑顔の横のシワを作るように。それに、たるみ。シワは改善できないかもしれないけれど、たるみは自分の筋力を使って改善できるかもしれない、とか。あらがうより、お付き合いしながらステキに見せることを、自分は心がけていきたいと思います。

黒木)アンチエイジングではなく、ウエルカムエイジングだと。ステキな言葉ですね。

アンミカ)アンチと言っていると、心に必死感が出てしまうので、それなら自分がウェルカムなことをしていった方が楽しいのではと思います。
自分も大事にできる気がするんですよね。いい笑顔でずっといたいなぁ。

黒木)とってもいい笑顔。まさに和顔愛語ですね!

アンミカ/モデル・タレント

1972年生まれ。韓国出身・大阪育ち。
1993年にパリコレに初参加後、モデル業で活躍するほか、テレビ・ラジオ・広告出演など多方面で才能を発揮。またジュエリー・ファッションデザイナー、化粧品プロデュースなどでも活躍。
世界標準マナーのEPM プロトコールアドバイザー、漢方養生指導士、化粧品検定1級、NARD アロマアドバイザーなど様々な美容関連の資格を所持。
2002年4月からは約1年間、韓国延世大学語学堂に留学。韓国語も堪能。
趣味・特技はマラソン、ヨガ、茶道、韓国語。
2013年、アメリカ人の実業家と結婚。
2009年より韓国名誉広報大使、2013年より初代大阪観光大使に就任。

(2018年5月29日放送分より)

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