大森靖子が語るシンガーソングライターとルックスの関係性
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7月11日(水)深夜放送の、ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(パーソナリティ:ニッポン放送アナウンサー吉田尚記、水曜日1ヶ月限定アシスタント:夢みるアドレセンス・荻野可鈴)に、シンガーソングライターの大森靖子が出演し、シンガーソングライターが活動していく上でのルックスとの関係性について語った。
2018年6月7日に自身初の単著『超歌手』を発売した大森。事前に本作を読んだという番組アシスタント・荻野可鈴が、本書の中の『ブスという寄生虫』という章に書かれたある一文が気になったという話から、シンガーソングライターという職業とルックスの関連性について大森が持論を語った。
荻野:私が本の中で気になったのは「そりゃ私が美人だったら爆売れしてるのになーとか思いますよ。でも美人だったらこんな曲書いているだろうか?とか、どうしようもない気持ちに寄り添えたかな?とか、もっと若いうちに雑に売れて飽きちゃって辞めちゃってたかもしれないし、そこは分からないわけで」という文章なんですけど。
吉田:これを普通、本の中に書きますか!(笑)
大森:この文章なんですけど、本当にいっぱい周りの人が辞めたんですよ(笑)
荻野:うーん……。
大森:顔が可愛いシンガーソングライターって世間が欲しがるじゃないですか。それで大人から「こうしたら良いよ」というのにハメ込まれて、そういうじゃないのになっていうのが爆発して辞めちゃうとか。
荻野:ああ~……!
大森:寂しいじゃないですか、同世代だし、一緒に頑張りたかったなみたいな。
吉田:そういう意味合いなんですね。
大森:それもあります。言葉通りのストレートな意味もあるけど、寂しかったなって意味もあります。
シンガーソングライターとルックスの関係性について、葛藤があったと明かした大森。所属する夢みるアドレセンスは”カワイイだけじゃダメなんですか!?”を合言葉に活動してきたことに対して、荻野は「カワイイだけじゃダメだった」と、アイドルながら大森の言葉に共感していた。
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