9月12日、都内で「オスカープロモーション2018女優宣言お披露目発表会」が2年ぶりに行われ、岡田結実、宮本茉由、玉田志織が出席。「女優」デビューが発表された。
この「女優宣言」はこれまでに8回行われ、2000年の米倉涼子・菊川怜、2001年の上戸彩、2016年の田中道子・中川知香などが、この機会を登竜門に活躍の場を広げてきた。今回はその第9弾として、バラエティ番組出演やモデルとして活躍中の岡田結実、第1回ミス美しい20代コンテスト審査員特別賞受賞者でCanCam専属モデルとして注目の宮本茉由、第15回全日本国民的美少女コンテスト審査員特別賞受賞者で2018ユニチカマスコットガールの玉田志織の3名が「女優宣言」を行った。
「女優宣言」の先輩である菊川怜、田中道子、女優・モデルとして活躍中の河北麻友子も応援に駆け付けた。河北は「わたし、(菊川さん、田中さんとは違って)『女優宣言』もしてないですし、『女優として?』ってハテナな方もいると思うので、わたしはただ“先輩”としてみなさんを見守りたいと思います」と自虐コメントをして会場をクスっとさせたが、それぞれの経験をもとにしたエールを“後輩”3人へ送った。
菊川は、「新人さんのうちは、失敗の数だけ成長していくと思うので、今が失敗のチャンス。逆に糧になると思って進んで行ってください」と励ました。
続けて河北は、「一生懸命やれば誰かが見てると思うので、一生懸命やることを忘れずに頑張ってほしいなと思います」と心強いメッセージ。
そして田中は、「いつもベストな状態でいなきゃいけないお仕事だと思うので、体調面だったり、自分の心のストレスをなるべく溜めないようにっていうのが、結果的に一番大事なんじゃないかなと思います」と実践的にアドバイス。“先輩”たちの心のこもったアドバイスにうなずいて耳を傾ける3人であった。
岡田結実は「女優」への抱負として、「主役を張れる女優さんにはもちろんなりたいんですけど、主役の人を抜いて、食べちゃうような、そんな女優にもなりたいです。そして、まわりの人に感謝を忘れない、人としても女優としても輝けるようにになっていきたいなと思います」と力強く語った。
続いて宮本茉由は「映画やドラマを見ている人が本当にその世界に入れるような、ナチュラルな女優さんになりたいなと思っています。人間面では初心を忘れずに、まわりの方への感謝の気持ちと、自分がここにいられるのはなぜかということをしっかり考えながらお仕事に一生懸命挑戦していきたいなと思っています」と噛みしめるように語った。
最後に玉田志織は「テレビから元気とか笑顔とかを、小さいころからたくさんもらってきたので、今度は私が、見ている方に元気とか笑顔を届けられるような、太陽みたいな女優さんになれたらいいなと思っています」とフレッシュに語った。
発表会が終了すると取材が行われ、「女優宣言」を終えた今の気持ちを聞かれた3人。まず岡田は各メディアのマイクに囲まれる状況を楽しんでいる様子で「ぬぐいきれない“芸人”の家みたいなオーラが出始めているんですけど(笑)」と語り、「これからはそれをうまく少し残して、いい雰囲気で役者っぽくいけたら」と笑わせた。一方で宮本は「はじめてたくさんのマイクがあって驚いている」と話し、玉田も「女優になりたいっていう夢はあったんですけど『女優宣言』をするとは思っていなくて、びっくりしています」と明かし初々しさを見せていた。
「女優宣言」について誰に伝えたいかという問いに、田中が「家族とか秋田の親戚に伝えたい」と答えると、玉田は「小さいころから応援してくれてたおばあちゃんがいるんですけど、(東日本大)震災で亡くなってしまったので、『やっとここまでこれたよ!』って伝えたいです」と明かした。そして岡田は、両親にはまだ伝えていないのでこれから伝えると言い、「(父から)『ワオッ!』って言われるのを期待しています(笑)」と締め、和やかな雰囲気で取材タイムを終えた。
この岡田結実、宮本茉由、玉田志織の3人は、今後、米倉涼子・菊川怜・上戸彩・武井咲・剛力彩芽・忽那汐里に続く日本を代表するような女優を目指して、ステップアップを図ってゆく。