よゐこ・濱口率いるエアバンド、ライブ最前列は常に“サクラ”
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10月18日(木)、よゐこ・有野晋哉と濱口優がパーソナリティを務めるラジオ番組「よゐこのオールナイトニッポンPremium」(ニッポン放送)に、濱口が率いるエアバンド・禿夢(はげゆめ)がゲストとして登場した。
ブサイクとヴィジュアル系を融合した“ブジュアル系”エアバンドを提唱している禿夢。2012年にデビューし、現在は単独ライブを実施しているほか、ミュージックビデオもYouTubeにて配信している。まだあまり知られていない彼らのライブに足を運んだという番組アシスタントの東島衣里アナウンサーが、ライブ模様を明かした。
有野:東島さんは禿夢のコンサートを見たんでしょ?
東島アナウンサー:はい。盛り上げるために、濱口さんが『みんな前においでー!』っていう合図があったので、わーっと一番前に行ったんですが、後ろを振り返って見たら誰もいなかったです
有野:詐欺や! 詐欺ライブ!(笑)
濱口:僕らはコントでやっていたエアバンドで、そこから何とか個人ライブをやりたいと思って。でも1曲も世の中に出ていない曲を、普通のお客さんに聞いてもらっても盛り上がらないから。それで、若手芸人20人くらいに盛り上がっているフリをしてもらっている
有野:サクラだ
濱口:サクラ、その通り。サクラ隊って呼んでいるしね。そのサクラ隊が前の列で盛り上がっているんだけど、最前列に東島さんも(紛れて)いたからビックリした
東島:凄いんですよ、ライブにはゴンドラがあったり
有野:ゴンドラ?
濱口:ドームライブとかで、ゴンドラに乗って客席の近くまで行くやつ
有野:ゴンドラなんて劇場に置けないでしょう
濱口:荷台をダンボールで囲んで、そこに乗って、客席のすき間を2~3メートル動くだけ
有野:走って行ったらええやん(笑)
東島:いわゆるキャノン砲みたいな物もありましたね
有野:“みたいな物”?(笑)
濱口:でんじろう先生の空気砲を応用して、銀テープがボーーンって出るようにしたのよ
有野:ボーーンって飛ぶの!?
濱口:ふわぁーっと……
現時点ではサクラを使い、ダンボールで作ったゴンドラに乗り、銀テープが勢いよく飛ばない手作りキャノン砲で“盛り上がっている感”を演出しているという禿夢のライブ。この手作り具合に有野が「工作団体」と厳しい一言を放ったが、禿夢側は「小道具ばっかり作っている」と言ってあまり否定せず、「(エアバンドだから) 歌ってもいない、演奏もしていない。暇で暇でしょうがない」と本音を漏らしていた。
なお、この日の放送はニッポン放送ではプロ野球クライマックスシリーズ中継のため休止となり、一部地域のみで放送された。