敦士、6年ぶりの舞台出演に戸惑いつつも期待

By - NEWS ONLINE 編集部　公開：2018-11-15 　更新：2018-11-15

11月7日（水）、俳優・モデルとして活躍する敦士がパーソナリティを務めるインターネットラジオ『敦士のオールナイトニッポンi』第67回が配信され、11月28日から始まる舞台『思い出すならAnotime』にて6年ぶりに演劇の舞台に立つという敦士が、現在の心境や作品に賭ける意気込みについて語った。

『思い出すならAnotime』は、AIやロボットの技術は急速に進み、街には人型ロボットが当たり前に歩いている時代を舞台としたストーリー。そんな時代に『記憶』に関する研究を行う主人公たちのもとに、一台の人型ロボットがやってくる。そのロボットの悩みとは「記憶を忘れたい」ということ。「大事な事も自然と忘れてしまう人間」と「忘れたくても忘れる事ができないロボット」。そんな人間とロボットの壮大な日々が描かれる、最高のヒューマン・ハートフル・ファンタジー・コメディとなっている。

舞台に立つのは6年ぶりということで、最初にオファーを受けたとき、思わず不安で固まってしまったという敦士。だが台本を読んだり稽古に打ち込んだりするうちに、徐々に自身の中でも期待が高まってきたという。

「まだ稽古が始まったばかりで、これからどんどん構築して、台本に書かれている内容をどう表現するのかを、頑張っていきたいと思います。台本を読んだときは、本当に面白いなと思いました。もちろんみんな真剣なんですけど、ワイワイやれるような舞台で、絶対面白くなるなと思いましたね。そこに参加させていただけるというのが、嬉しいですよね。

現場の雰囲気については、（収録の時点では）まだ全員が集まっていないんですよ。いる人で稽古して、後から組み立てていくっていう感じなんですけど。すっごく明るいですよ。笑い声もあり真剣な話もあり、すっごい楽しいです。僕6年ぶりなので、稽古の感覚久しぶりだなと思って。ジャージを着てスニーカー履いて、セットはまだ組んでいないので代わりにテープを引いて、みんなで段取りを付けていく感じが、すごく嬉しくて。

ただやっぱり……正直疲れます。舞台から遠ざかっていたので。そして、（舞台の内容では）“記憶”の話をしているのに、僕は記憶力が悪いというね……。セリフがね、全然覚えられなくなってるの、怖いくらいに。だからもうひたすら台本読んでます。でも自分1人で台本読んでいっても、現場に行くと全然違うわけですよ。いろんな声が飛んでくると、どこがどこかっていうのが分からなくなっちゃって。多分慣れてくるまでに何日か掛かると思いますね。まだ正直、戸惑っております。

でも1回皆さんで通しでやったら、セリフが入ってきて。2回目にやったらさらに入ってきて。そうするとまたどんどん肉付けも出来ていくので、きっと面白くなっていくんだろうと思いますね、自分自身の役も。だだ迷っているところもいろいろあるので、これから演出家の方に稽古付けていただきながら、頑張っていきたいと思います」

久しぶりの舞台に戸惑う部分がありながらも、良い舞台に仕上げたいという意気込みを語った敦士。そんな敦士も出演する舞台『思い出すならAnotime』は、東京都新宿区のシアターサンモールにて、11月28日から12月2日までの間、計7回に渡って上演される。

このエピソードの全貌は、『敦士のオールナイトニッポン』第67回で聴くことが出来る。