12月8日(土)、オードリーの若林正恭と春日俊彰がパーソナリティを務めるラジオ番組「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)が放送。同番組スタッフが考案したライブグッズにダメ出しをする一幕があった。
今年で放送10周年を迎える「オードリーのオールナイトニッポン」。それを記念したツアー「オードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアー」が青森、愛知、福岡、東京の全国4ヶ所で行われ、ツアーファイナルの東京公演は2019年3月2日(土)日本武道館で開催する。武道館チケットは追加席販売のたびに即完売という事態が続き、バックスタンド席も開放する360度ライブを行うことが先日決定したばかりだ。これにオードリーだけでなく、番組スタッフも気合が入ってしまったようで、イベント会議では大量に売れ残りそうなグッズばかりをプレゼンされたという。
若林:グッズのプレゼンを見たら、全部ボケグッズ、おもしろグッズなんですよね。スタッフの気持ちはめちゃくちゃ嬉しい。ただね、リトルトゥース(リスナーの呼称)は普段使いもできるオシャレなものが欲しいんだと思う。こんなこと言うのは偉そうだけど、笑いは舞台上でオードリーがやるじゃない?
春日:偉そうだねえ
若林:ボケグッズはいらないのよ。1、2個はあっても良いと思うけど
春日:まあ、難しいよね。ボケグッズの濃度にもよるじゃない? 多少だったら良いけど……
若林:スタッフのやる気がすごいのよ。気持ちは本当にありがたい。今日もプレゼンの用紙いっぱいにグッズが書かれていて。ラスタカラー(赤・黄・緑)のマウスピースとか
春日:だっせーな! 何でラスタカラーにこだわるんだ(笑)
若林:自分磨き(番組本『オードリーとオールナイトニッポン 自分磨き編』[扶桑社])とテンガがコラボになったグッズを見せて、スタッフが『ちょっと下品でしょうか~』とか言って皆の前でプレゼンして。あと、タトゥーシールについては『サッカーの応援なんかでは人気で~』って言って。そりゃ、サッカーでは流行っているだろうよ。でも、オードリーのライブで“自分磨き”って書かれたシールを肩に貼るか!? これを製品化するかどうか、俺に目線が向けられている感じがあって……
春日:まあ、そこは若林さん次第なんじゃない
若林:春日と、春日のお父さんが乗っているゴルフカート風ミニカーみたいなのを作るとしたら、最低6,000作らないといけないらしい
春日:売れるか! そんなにいっぱい
若林:『武道館に1万人来るとしたら、6,000個ははけるでしょう』と言っていて
春日:はけるわけないだろうがよ(笑)
スタッフの前向きな気持ちには「ありがたい」と感謝しつつも、空回りした数々のグッズに頭を悩ませた二人。中でも、ロット数6,000のミニカーについて、春日は「絶対に売れない」と断言し、「6,000はける理由をちゃんと言ってくれ。その根拠となる値段とか、クオリティとか色々あるわけでしょ?」と質問。これに若林が、「岡村隆史の番組イベントポスターが売れた前例があるから……」と説明。しかし、このポスターは大量在庫になったことで有名で、「いや、はけてないのよ! 岡村さんのあのポスター。今後もはけないしね! あれは負の遺産としてずーっと在庫になる」と、売れ残りが予想されるグッズの販売は絶対に避けたいという様子だった。
2019年3月2日(土)東京・日本武道館で開催するライブチケットの3次先行予約(バックスタンド席・抽選)は、2018年12月16日(日)23時59分まで行われている。