12月13日(木)深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で、パーソナリティの岡村隆史が1人で審査員を務める『岡-1グランプリ』を開催。人気芸人のミキ・昴生、インパルス・堤下、東京ホテイソン、四千頭身の4組が登場しネタを披露したが、岡村独自の審査に終始振り回される結果となった。
『岡-1グランプリ』とは、M-1グランプリにインスパイアされた岡村が、初めて審査員を務めるお笑いコンテストで、優勝者にはズワイ蟹が贈呈される。前回、番組にゲスト出演したNON STYLE石田から、漫才の極意を学んだと語る岡村が「M-1の審査員の皆さんがネットで言われるように、(審査員の)僕も審査されますからね。それをしっかり分かった上で厳しく審査させていただこうかなと思っております」と前置きし、『岡-1』はスタート。トップバッターは“エントリーナンバー4608番”、M-1グランプリ2018の決勝進出コンビ・ミキの昴生が1人で登場した。
(※M-1と同じ出囃子が流れて登場)
昴生:こんばんはー。え!? 勝手が分からん……
岡村:どうぞ!
昴生:何の説明も受けてないからこっちは! 説明が何もないから!
岡村:どうぞ!
昴生:どうぞやない! 何するねん!? 何するかを言え!
岡村:(ひそひそ声で)ネタ、ネタ
昴生:ネタって1人やねん!(弟で相方の)亜生を呼ばないと!
岡村:早く
昴生:漫才やから普段!
岡村:いけいけいけ
昴生:いけってどういうこと!? 漫才するの!? 説明が足りへんねん!(本番)30分前に入って来て誰も……
岡村:(チンチンチンチンとベルを鳴らす)
昴生:何!?
岡村:何、逆に!? ちょっと座って
昴生:何をするのよ!? 説明をしてよ、まず!
岡村:トップバッターから無茶苦茶やないか! お前、本当に(岡-1の)決勝残ったんか?
昴生:いつ、予選があったの!? 僕のエントリーナンバーは何番って言ってました?
岡村:4608番
昴生:他の4000組はどこからかき集めたんじゃ! いつやってたんですか、これ! 怒られますよ、マジでアンタ!
岡村:そもそも、岡-1グランプリを舐めてるのか! なんや、スターウォーズのTシャツを着やがって! スーツを持ってこいや!
昴生:なんで、スーツを持ってこないとあかんねん! わけの分からない、岡-1グランプリみたいな大会に!
岡村:やり直して、もう一回
番組側から何も説明が無いままスタジオに呼ばれ、1人でネタ見せを強制されたことからクレームをつけた昴生。しかし岡村は気にも留めず、「やり直し」と再度ネタ見せを命じる。すると昴生は「漫才一人で!?無茶苦茶やな、この番組!」と突っ込みつつも、一人二役で漫才を披露するが、岡村はまたしてもタイムアップの音を鳴らし、強制ストップをかけてしまう。「何で止めてるの?勝手に」と尋ねる昴生に対し、岡村は「トップバッターで落語やってるのか!?」「途中から立ってるだけの落語やないか!」と講評し、「スーツ着てないし、Tシャツやし、なんか見栄えが悪い(笑)」とダメ出しをした。
その後登場した、インパルス堤下・東京ホテイソン・四千頭身にも独自の講評を行った岡村。その審査内容に決勝進出者たちは終始振り回されっぱなしだった。
番組情報
毎週木曜深夜1時は岡村さんが生放送でラジオでしゃべっています。トークとコーナーでお楽しみください!