2019年1月7日(月)深夜放送のニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』にシンガーソングライターの岡崎体育が出演し、6月に行われるさいたまスーパーアリーナ公演に懸ける想いを語った。
6月9日(日)にさいたまスーパーアリーナで単独公演を開催する岡崎だが、この「さいたまスーパーアリーナでライブをやる」というのを、昔からひとつの大きな目標としていたそうで、1月9日(水)にリリースのニューアルバムもこの公演を見据えてタイトルを『SAITAMA』にしたという。京都府出身の岡崎がさいたまスーパーアリーナでのライブにそこまで熱を入れるのには、大学生時代の”とある体験”が元になっているという。
吉田尚記アナウンサー:今年の6月9日(日)にさいたまスーパーアリーナでワンマンライブをやるから、ニューアルバムを『SAITAMA』にしたんですよね?
岡崎:そうです
吉田:岡崎さんのは30歳までに絶対さいたまスーパーアリーナでライブをやると目標を立てていたそうなんですが、なんでさいたまスーパーアリーナなんですか?
岡崎:昔、さいたまスーパーアリーナでとあるアーティストのライブを観て「僕もここでやりたい」っていう感情が芽生えたんですよ
吉田:それ、詳しく聞かせてもらっていいですか?
岡崎:あのー、僕が大学生の時にニコニコ動画とかで初音ミクとかのVOCALOIDで作られた曲を自分達で歌った動画を投稿する『歌ってみた』っていう一大ムーブメントが起きていて、それのフェスがさいたまスーパーアリーナで行われたんですよ、7~8年ぐらい前ですかね
吉田:その時って、どういう経緯でライブに行ったんですか?
岡崎:友達がチケット余ってるからってことで誘われたんです。行ってみたらお客さんが本当に中高生の女の子が中心で、もうワーキャーワーキャーのちょっとした宗教じみた空間が出来上がっていて、言ったらプロじゃない人達、素人の方達のコンサートでこんなにも沢山のお客さんが盛り上がっていたのが、すこく引き目で見てて悔しい気持ちが出てきたんですよね
吉田:“悔しい”なんだ!
岡崎:はい。当時、僕も音楽作っていましたし、ニコニコ動画にVOCALOIDの曲を投稿したりもしていたんですよ。でもそれも鳴かず飛ばずで、そのタイミングでさいたまスーパーアリーナのライブを観たので、すごい悔しかったんですよね
この大学生時代に観に行ったライブ以来「さいたまスーパーアリーナでワンマンライブをする」と周囲に言い続けていたという岡崎。またニューアルバム『SAITAMA』では、この公演を見据えた”覚悟のアルバム”にしたそうで、岡崎体育の楽曲特有の『MVあるある』『サビで動物達が大集合する』といった、大きなテーマのある『ネタ曲』は封印し、自身が普通に作りたいと思った曲の中で、岡崎体育らしさを入れ込んだものが収録されているという。
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