よゐこ濱口「本当に怖かった」 20年前だから許されたテレビ局のムチャクチャな企画

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2019年1月10日(木)、よゐこ・有野晋哉と濱口優がパーソナリティを務めるラジオ番組「よゐこのオールナイトニッポンPremium」(ニッポン放送・18時~)に、ゲストとしてタレントの勝俣州和が生出演。1990年代後半、テレビのバラエティ番組で共演する姿がよく見られ、“体を張るロケ”ではお馴染みだった勝俣とよゐこ。当時の裏話について明かす中、濱口と勝俣が防火スーツを着て二人三脚し、50メートルもの炎のトンネルをくぐるという、今の時代では放送できないであろう壮絶な企画について語った。

よゐこ濱口「本当に怖かった」 20年前だから許されたテレビ局のムチャクチャな企画

有野晋哉、勝俣州和、濱口優、東島衣里アナウンサー

濱口:いろんな体を張るロケで勝俣さんと一緒で。あの、二人で炎をくぐり抜けるやつ……(笑)

勝俣:あ!

有野:あったあった(笑)

勝俣:濱口と俺が罰ゲームで、50メートルくらいの柵で囲った“炎のトンネル”を防火スーツで入って

有野:下も上も炎でね

勝俣:防火スーツは呼吸ができないから。普通の安いゴムホースを2メートルくらいに切って、ホースを口にくわえてスーツの中に通して、足首のところから(ホースを)出して。だからトンネルの中で転んだら死ぬのよ! 消火が間に合わないんだよね
濱口:(防火スーツを着ているから)視界も1、2センチぐらいで

勝俣:二人で肩を組んで二人三脚で入らされて。まず、火のない所で二人で『せーのっ1、2、1、2……』って二人三脚の練習するんだけど、濱口が『せーの』の「の」で足を出すから(笑)

濱口:そうそう(笑)

勝俣:本番でもやっぱり二人三脚を失敗して

濱口:右と左を間違えて。僕、最初の一歩でバランスを崩してしまって

勝俣:でも俺が濱口の肩を引っ張って『倒れるな!』って言って。『1、2、1、2は気にしなくていい。俺がお前の足に合わせるから、とりあえず歩け!』って言ってさ。でも、濱口が倒れそうになったんだよ。それで、足首から出ている濱口のゴムホースが曲って

濱口:パニックになっていて

勝俣:濱口がどんどん重くなっていくから、たぶん失神し始めたんだと思って

濱口:そう

勝俣:延々と濱口を引っ張って。『俺はこんなところで死にたくない、やっとゴールデンとかレギュラー番組を頂いて、そんな時に死にたくない!!』と思って。濱口を50メートル引っ張って(ゴールまで)歩いて、(体に)火が付いたから消化してもらって

濱口:そうそう

勝俣:(ゴール後に)濱口が感動して、涙ぐんで抱きついてきたのよ。で、俺はそれをぶん殴った。『ふざけんな! バカ野郎!!』って(笑)

濱口:『助かりました、ありがとうございます』ってね。(勝俣は)命の恩人だから

勝俣:あれが一番怖かったよな!

濱口:本当に怖かった!

勝俣:あんなの今やったら、大事故だよね。何年前かな

有野:もう20年ぐらい前だよね

濱口:それが放送されていた

勝俣:あれを見て、みんな笑っていたんだから。二人の芸人が死ぬところだったのに(笑)

罰ゲームも命懸けだった当時を振り返った濱口と勝俣。ほか、1996年から2002年まで放送されていた日本テレビのバラエティ番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」を話題に、いい食事を食べさせてもらえなかったり、狭すぎるホテルに泊まらされたりと、タレント扱いをされなかった時の話など、“あの頃”の思い出話は止まらなかった。

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