2月25日(月)、ココリコ・遠藤章造と田中直樹がパーソナリティを務めるラジオ番組『ココリコのオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送・毎週月曜18時~)が放送。田中が三谷幸喜の自宅を訪れた際に受けたという驚きの対応について語った。
日本時間の25日に、第91回米国アカデミー賞授賞式が行われるということで、映画にまつわるトークを展開。その流れから、田中が主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した映画『みんなのいえ』(2001年公開)で、脚本・監督を担当した三谷幸喜の話題へ。
田中:俺が三谷さんで、ちょっとびっくりしたのが、『みんなのいえ』の撮影中に三国志の話になったのよ。俺、三国志の歴史の話が大好きで。それで、三谷さんも三国志が大好きなのよ。お互いに三国志の情報をやり取りしながら、『三国志って面白いですね』って熱く話していたんですよ
遠藤:うん
田中:そしたら、撮影終わってからかな。三国志の中に出てくる関羽っていう有名な武将がいるんですけど、『田中くん、家にね、関羽のフィギュアがあるから見においでよ』って言われたの。俺も関羽が好きだからさ。『じゃあ、行かせてもらいます』って言って、家の場所を聞いて。家のチャイムを押したら、三谷さんが出てきてくれて『どうぞどうぞ~』って玄関の方まで招き入れてくれたのよ
遠藤:うん
田中:で、玄関先で『ちょっと待っててね~』、『はい』って言って。二階の方なのかな?分からないけど、フィギュアを取りに行って。タタタタターって戻って来て、関羽を持ってきたのよ。それで見ていたら、『これがね、関羽。このサイズ、なかなか良いでしょ。裏側もこうなっていてね、すごく精工でね。腕の方はこんな感じでね』って、一通り関羽の説明をしたら、『じゃあ!』って言ったんだよ。『え!?』ってなって
遠藤:玄関先で?家に上げてくれなかった?
田中:そう!(笑)
遠藤:本当にその説明だけしたかったんや?
田中:そう!(笑)。俺は家に上がって、お茶でも飲みながら……
遠藤:まあ、普通はそういう流れになるよね
田中:関羽の話とか、なんか色々するのかなって。そんな事をイメージしたんだけど、玄関先で『じゃあ!』ってなって
遠藤:ははははは(笑)
田中:玄関先で結構喋ったよ、関羽とか三国志についてもね。あと、他のフィギュアも持って来てくれたから
遠藤:座ってないでしょ?立ってるわけでしょ?
田中:確か、座ってない。結構喋ったんだけど、最終的にそこで別れたのよ
遠藤:『じゃあ!』って?(笑)
田中:『じゃあ!』って(笑)。不思議な人だな~って。勝手に上がらせてもらおうと思っていた俺も恥ずかしくて
遠藤:う~ん。まあ忙しい方だから…
田中:たぶん色々、原稿に追われていたんだと思うんだけど
三谷の家に上がり、ゆっくり会話が出来ると期待していたという田中。しかし、期待は裏切られてしまう結果に。そんなエピソードを聞いた遠藤は「天才は我々とは違う奇行がありますわ」とリアクションした。
また、番組終盤にはスタジオを通りかかったガレッジセール・ゴリが急遽生出演。ゴリは「今、上で収録してて。トイレに行ってたら、田中さんの声が聞こえると思って。ご挨拶だけしようと思ったら、(スタジオに)入れると思ってなかった」と語り、ココリコの二人は久しぶりの再会を喜んだ。