4月2日(火)深夜、ラッパー・R-指定とターンテーブリスト・DJ松永による音楽ユニット・Creepy Nuts(クリーピーナッツ)がパーソナリティを務めるラジオ番組「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週火曜27時~)が放送。自らの努力で成功をつかむアメリカンドリームならぬ、ヒップホップドリームを語った。
番組では、元世界ヘビー級王者のマイク・タイソンがかつて所有していた邸宅が、現在はラッパーのフィフティセントがオーナーとなっていることが話題に。フィフティセントといえば、幼い頃に両親を亡くし、ラッパーとしてデビューするが9発の銃弾を被弾する銃撃事件に巻き込まれ、レコード会社から契約を解除。しかしその後も音楽活動を続け、アルバムは1100万枚を売り上げて世界的に脚光を浴び、半自伝的映画も公開、ところが2015年には破産申告するなど波乱の人生でも知られている。
DJ松永:アメリカのラッパー・フィフティセントの家の元所有者は、マイク・タイソン……。そういえば、フィフティのドキュメンタリー映画を見ていなかった?
R-指定:エミネムのドキュメント映画「8 Mile」も面白かったし、ラッパーのドキュメンタリーっていかにそのラッパーが優れているかをいうんですけど、フィフティのドキュメンタリーでは、彼の関係者が出てきて“フィフティは9発打たれても生きている”ってエピソードとか、ストリートの伝説だったことばかりを言っていて。あれ、ラップを褒めないの?って。エミネムも出てきたけど『あいつは何も恐れていないんだ』って言って終わった(笑)
DJ松永:あはははは(笑)
R-指定:フィフティはラップもリリック面白いんですけど、メロディーがね!
DJ松永:サビのメロディーがめちゃめちゃ良い。あと、声も良いし華があるんですよね。
R-指定:しかも喧嘩が強い!
DJ松永:マイク・タイソンの家を買うところに意義があったのかな? 『マイク・タイソンの家買ったぜ!』みたいな。
R-指定:あるある、あるだろうね。ヒップホップってそういう夢があるからね。
DJ松永:それが正義ですからね。
R-指定:なかなか今の日本だと、大金持ちになって、大きい車に乗って、でかい家に住んで、って芸能人がそういうことを自慢するとバッシングされたり『生意気だ』って言われたりするけど、ヒップホップは逆にそれを全部出していく文化ですから。
DJ松永:みんな努力して、ちゃんと自分で掴んだお金で買ったんだから、何も文句はないよね。
R-指定:そう、自分が掴んだ成功でいいものを食べる、良い家に住む。
DJ松永:ちなみに我々の家もフィフティセントの家に負けていません。私、DJ松永はメゾネットタイプです。2階建てです。
自宅はキッチン、リビング、ベッドルームが2階に充実している自慢のメゾネットタイプで、「ヒップホップで稼いだ金でメゾネットに住んでいます」と語ったDJ松永。一方でR-指定は自宅について「家は渋谷まで一本」と明かし、続けて「駅から近い。ヒップホップドリーム」と首都圏への電車アクセスが抜群の立地で、大満足の住環境で暮らしていると自慢した。
番組情報
月曜日のオールナイトニッポンは、1MC・1DJユニット「Creepy Nuts」が担当! MCバトル日本3連覇のラッパー“R-指定”とDJバトル世界一のDJ、“DJ松永”の二人によるHIP-HOPラジオ! フロア同様、深夜ラジオ界を爆アゲさせます!
★再編集したポッドキャストをSpotifyで聴けます!⇒こちらからチェック
~Spotifyをダウンロードすれば無料で聴くことができます(放送の翌日に最新エピソードを配信予定です)