注目若手芸人、ラジオで『架空の物語』漫談を生披露!
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5月15日(水)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月−木24時~)に、「架空漫談」という独特の漫談芸を持つお笑い芸人の街裏ぴんくが出演し、見事な話芸でスタジオを魅了した。
トゥインクルコーポレーション所属のピン芸人として、架空の物語で漫談をする「架空漫談」芸を中心に活動している街裏ぴんく。この日はラジオの生放送で2本合計でおよそ15分に及ぶ漫談を披露した。
まず披露したのは、「4年ほど前のTVアニメ『サザエさん』に、若帆立若芽(わかほたてわかめ)という老男性が出演した」という設定で語られた架空の話。磯野家の中に謎の真っ白な部屋があったり、若帆立の瞳の中で少年時代の波平がクロールをしていたりなど、本来のサザエさんらしからぬホラーテイストの加わった漫談で、爆笑をさらった。ネタを観た番組パーソナリティの吉田尚記アナウンサーは、街裏のあまりにも巧妙な構成と語り口に「どこからどこまで本当か分からない」と驚愕していた。
続いて街裏は、架空のイベント『パピコパーク』」をテーマに漫談を披露。こちらは「東京・虎ノ門で8日間行われた、アイスの『パピコ』をモチーフにしたテーマパークに遊びに行くといった話で、プラネタリウムのパピコバージョンを見たり、虹色の鳥を追いかけたりなど、1本目のサザエさんのネタ同様、独自の世界観を放つ漫談を展開した。
全てウソの話をあたかも実在するかのように語る街裏の漫談スタイルに対して、リスナーから「こんなネタどうやって考えているのか?」という質問メールが届く場面もあったが、これに対して街裏は、「飴を舐めて異世界に飛んで書いた」とネタ同様にウソをついてはぐらかしていた。5月22日まではradikoのタイムフリー機能で聴くことができるこの回。異色の話芸をぜひあなたの耳で確かめて欲しい。
番組情報
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