8月2日（金）深夜、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信と相田周二がパーソナリティを務めるラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン」（ニッポン放送・毎週金曜25時～）が放送。“現代ホスト界の帝王”と言われているローランドの冠番組に出演した小宮が、その収録舞台裏を明かした。

ローランドといえば、「世の中には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か」の名言で知られる新宿・歌舞伎町のカリスマホスト。そんなローランドに、フジテレビの女性アナウンサー達が悩み相談をする、特別番組「ローランド先生」（フジテレビ系・2019年7月29日～8月2日の5夜限定放送）の進行役を小宮は担当した。

小宮：収録場所は、テレビ局じゃなくて新宿・歌舞伎町にあるローランドさんのお店。

相田：ああ～はいはいはい。

小宮：気難しい人だったらどうしようかと思い。テレビとかでは、どういう感じの人かちょっとベールで包まれているじゃん？

相田：まあね。

小宮：キャラもあるけどさ、ミステリアスな感じでつっけんどんな感じなのかと思ったりしてさ。それで（現場に）入ったら、ローランドさんはまだ入られてなくて。

相田：うん。

小宮：そしたら、EXITも楽屋にいて、『金曜日は小宮さんが出られないから、EXITは金曜日を担当する』と。金曜日って何かあったかなとマネージャーに聞いたら、この番組『オールナイトニッポン』。これの裏かぶりってことで、EXITが金曜日だけ進行。

相田：急に？

小宮：何で？ って思ったんだけど、急にね（笑）。楽屋で『どういう人かな？ ローランドさんって』『いや～僕も分からないですね』みたいな話をEXITとしていたら、真っ黒の服を着た格好いいマネージャーさんが、タピオカジュースを（僕ら）3人に渡してきて。『これ、ローランドさんからです』って。ローランドさんはまだ入ってないのに。『タピオカジュースって、すごい粋だね。これがホストの帝王か』って言って。タピオカジュースって流行っているけど、女性好みの味かな？ って。

相田：まあね。

小宮：女性にプレゼントするやつだよ、ローランド。でも、男性の僕が飲んでみたら、めちゃくちゃ美味い。

相田：ははははは（笑）。

小宮：ローランド仕様になっていて、めちゃくちゃ美味い。逆にプレッシャーヤバいと思って。タピオカジュースを飲んでさ、進行がグチャグチャってヤバいじゃん？

相田：うん。

小宮：で、まだローランドさんが来られてないんだけど。ちょっとトイレに行きたいと思ってトイレに入ったら、内装が真っ赤。真っ赤になっていて、便器は真っ黒。

相田：真っ赤の中に真っ黒！？

小宮：そう。シャアザクね、シャアザク。

相田：ははははは（笑）。シャア専用ザクね。

小宮：それで用を足していたら、どういうシステムか分からないけど、クラシックが流れるの。

相田：ははははは（笑）。

小宮：『何このシステム！？』と思って。見ているわけでもないし、見ていたら嫌だけどね。上から監視されていて『流したな』って。

相田：手動！？

小宮：手動かどうか分からないけど（笑）。エチケットの為に。

相田：そうだよね、ホストクラブの新人さんがしているわけじゃないよね（笑）。

小宮：それで待っていたら、全身真っ黒のいで立ちで、サングラスかけて、金髪ロン毛のローランドさんが入って来て。いわゆるローランドで。

相田：はい。

小宮：『よろしくお願いします』って礼儀正しい方で。で、始まって。ローランドさんは座っているわけよ。その隣に僕で。『この番組はローランド先生がフジテレビのアナウンサーのお悩みを解決する番組です』と言って、始まったんですけど……。

相田：主旨を言ってね。

小宮：それから、カンペが出ないから。どうしようかな……みたいな。『アナウンサーの方を呼び込んでください』というカンペもまだ出ない。だから、『いや～それにしてもローランドさん……』って言って、緊張して。

相田：ははははは（笑）。それは緊張する。

小宮：『初めての冠番組ですよね？ どうですか？』という感じで聞いたら、『どうもこうもないですけど……まあ、頑張ります』みたいな。『あ、そうですか！ えっと～』って、しゃべることがないけどアイドリングトークはしないといけない。『僕のことを知っていますか？』、『知っています』。おお～“知っています”だけで終わったぞ、と思って。

相田：ははははは（笑）。

小宮：結構大変な仕事だぞ、と思って。でもアナウンサーの方を呼び込んだら、うまくやってくれた。

独特なオーラを放つローランドに何を話せば良いか分からず、緊張したという小宮。しかし、収録終了後、ローランドから『面白かったです。ありがとうございます』と言われたことを明かし、彼のことを“ジェントルマン”だと称えた。