伊藤健太郎も驚愕、玉城ティナは映画『惡の華』出演を予感していた?
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9月30日(月)深夜、俳優の伊藤健太郎がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊藤健太郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週月曜27時〜)が放送。伊藤が主演する映画「惡の華」(9月27日(金)全国公開)で共演する女優の玉城ティナと、監督の井口昇がゲストとして生出演した。
本作は、閉塞的な地方都市を舞台に、伊藤演じる中学生・春日高男と、玉城演じるクラスの問題児・仲村佐和が奇妙な主従関係で結ばれていく物語。
今回で3度目の共演となる伊藤と玉城は、1997年生まれの同い年。それぞれが思春期の鬱屈を体現する難しい役どころを演じたが、もともと縁の深かった共演者ということもあってか、キャスティングの段階からお互いに厚い信頼を寄せていたことを明かした。
劇中では、伊藤を「クソムシが!」と罵り翻弄する強烈なキャラクターを熱演している玉城。伊藤をはじめ周囲からは「ピッタリじゃん!」と言われるほど“ハマり役”だった仲村役について、玉城は特別な思い入れがあったという。
伊藤:もともと「惡の華」(原作漫画)を読んでたでしょ?
玉城:読んでた。
伊藤:(玉城が)「私、いつか押見先生の作品やるんだろうなって思ってたら、仲村役でやれた!」って言ってたじゃん? それ、ヤバいよね。
玉城:私、だから、使えるんだよね、何か、力が。
伊藤:何言ってるの!? どうした?(笑)
玉城:あははは(笑)。でも本当に、なんかそういう引き寄せみたいなものが多分あって。
伊藤:いやでもそれ、めちゃくちゃうれしくない?
玉城:うれしい、すごくうれしかったです。
伊藤:俺でいうとさ、「ONE PIECE」がすごく好きなんだけど、尾田栄一郎さんが俺を呼ぶみたいなことでしょ? ポジション的に。それって、めちゃくちゃ上がるよね!
玉城:本当にうれしかったし、「惡の華」で携わるなら、仲村という役をやりたいなと思っていたので、すごく光栄でした。
伊藤:最初言われた時は、どんな感じだったの?
玉城:う〜ん、割としっくりすぐ、すんなり受け入れられましたね。
伊藤:仲村って本当、すごいキャラクターだったよね。
玉城:そうね、強烈なキャラクターだし。でも主演に伊藤さんが決まってるっていうのは先に聞いていたので、だったら大丈夫かなというか。
伊藤:うれしいです。俺は、原作より先に台本を読んだのね。仲村って、めちゃくちゃ大事じゃん。「これ、誰がやるかによってこの作品がいろいろ左右するぞ」と思ってたんだけど、玉城ティナって言われて、「うわ、これはイケるな! 間違いないな」と思いました。
玉城:ありがとうございます!
また、番組中盤では、前回の放送でゲスト出演した井口昇監督がサプライズで登場。映画公開後の観客の反応について、「2人のお芝居を大絶賛ですよ!」とその手応えを語った。その後も、玉城との思い出の撮影シーンなどを挙げた井口は、「撮影が楽しくて、これが1年半続いても平気だったな」と話し、最後まで2人との映画トークが尽きない様子だった。
なお、10月7日(月)27時から放送の「伊藤健太郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」には、伊藤の親友でもある俳優の北村匠海がゲスト出演する。
番組情報
番組でオンエアする楽曲は、伊藤健太郎自らが選曲。アナログプレーヤーで自らの手でレコードを再生することもあります。若さがみなぎっていてチカラ強いけど、どこか抜けてて微笑ましい! そんな伊藤健太郎のオールナイトニッポンゼロ、ラジオのオンエアを楽しむもよし、radikoのタイムフリーで楽しむもよし!ミックスチャンネルの動画配信で、スタジオの様子をご覧いただいてもOKです。