10月22日(火)深夜、ラッパー・R-指定とターンテーブリスト・DJ松永による音楽ユニット・Creepy Nuts（クリーピーナッツ）がパーソナリティを務めるラジオ番組「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)」（ニッポン放送・毎週火曜27時～）が放送。2020年2月9日(日)に東京・中野サンプラザで、番組イベントを初開催すると発表した。

「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)」は2018年4月からスタート。番組開始当初から「深夜ラジオ界にヒップホップを浸透させる」という熱いコンセプトを掲げる彼らが、来春の改編期を乗り越える起爆剤として、「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0『THE LIVE 2020』 ～改編突破 行くぜ HIP HOPPER～」を開催する。

番組では改編への意気込みを語るとともに、番組タイトルの「～改編突破 行くぜ HIP HOPPER～」は、ヒップホップシーンの拡大に貢献してきたZEEBRAの楽曲「Mr.DYNAMITE」からインスピレーションを得たものだと明かした。

R-指定：イベントの内容は何にも決まっておりません。まだね。でも、イベントのタイトルだけは決まっております。松永さん、お願いします！

DJ松永：タイトルは「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0『THE LIVE 2020』 ～改編突破 行くぜ HIP HOPPER～」！

R-指定：（ZEEBRAの楽曲「Mr.DYNAMITE」に合わせて歌い始める――）一点突破、行くぜ、HIP HOPPER！！

2人：MR.DYNAMITE ZEEBRA THE BOMBER！

R-指定：爆弾。「Mr.DYNAMITE」が発売された当時2000年、ZEEBRAさんの勢いは、もう爆弾のような勢いだったんですよ。アンダーグラウンドだったヒップホップの文化をメジャーに押し上げて。Dragon Ashとのコラボもあり、アンダーグラウンドのラッパーたちがどんどん地上に上がっていった。

DJ松永：うんうん。

R-指定：その一番の起爆剤になったのがZEEBRAさん。「Mr.DYNAMITE」、MR.DYNAMITE ZEEBRA THE BOMBERなんですよ！

DJ松永：エントランスゲートは開けておきます。

R-指定：そう、「Mr.DYNAMITE」の1バース目の最後、「まずは俺が捨て身で突っ込むぜ　まずはエントランスゲートが吹っ飛ぶぜ」という歌詞がある。ZEEBRAさんがこのヒップホップを広めるために日本の音楽業界に殴り込む、と。だから、まずは俺（ZEEBRA）が捨て身で突っ込む、そうしたらエントランスゲートが吹っ飛ぶから、後から来るラッパーも全員ついて来い、ということなんですよ。

DJ松永：だから、リスナーには絶対に来てほしい。

R-指定：タイトルが「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0『THE LIVE 2020』 ～改編突破 行くぜ HIP HOPPER～」ですから。4月の改編期を乗り切るために、このイベントをバチンと爆破し、大成功させて、その改編期を乗り切ろうぜ、と。

DJ松永：編成の人、聞いているかな？ マジで吹っ飛ばすよ？

R-指定：まずは編成室が吹っ飛ぶぜ！

DJ松永：あはははは（笑）。本当に……ZEEBRAさん、すいません！

R-指定：すいませんでした！

DJ松永：これ、許可は取ったの？

R-指定：喫煙所でZEEBRAさんと2人きりになることがあって、その時に一応断っておきましたよ。「来年、オールナイトニッポン0でライブをやります。その時にちょうど改編期が来るんです。俺たちは、また3年目も番組をやりたいし、改編期を乗り越えようぜ、という意味も込めて、イベントタイトルをZEEBRAさんの曲から拝借しました」って言ったら、ZEEBRAさんが何か勘づいたようで、ニヤニヤしながら「はいはい、なんですか？」って聞いてくれて。

DJ松永：あははは（笑）

R-指定：「あのですね、“Creepy Nutsのオールナイトニッポン0『THE LIVE 2020』 ～改編突破 行くぜ HIP HOPPER～”ということにさせていただきました」って言ったら、ZEEBRAさんが「はい、わかりましたよ」って。

DJ松永：呆れているじゃん！（笑）。

R-指定：そう、呆れている。「はいはい、自由に使ってください」って言っていた。

とりあえずはZEEBRA本人から「自由に使ってください」との許可を得たが、わんぱくな後輩に呆れた様子のZEEBRAであったという。

このイベントのチケットの番組最速先行発売は、10月30日(水)23時59分まで、LINEチケットで予約を受け付けている。