10月23日(水)深夜、テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~)が放送。テレビ東京で12月から放送がスタートする、シチュエーション・コメディ番組「ウレロ☆未開拓少女」の収録裏について語った。
劇団ひとり、バカリズム、東京03、女優の早見あかりと、福原遥が出演する「ウレロ☆未開拓少女」の、番組プロデューサーを務めている佐久間。「ウレロ」シリーズは、2011年10月期の第1弾「ウレロ☆未確認少女」からスタートし、「ウレロ☆未完成少女」、「ウレロ☆未体験少女」、「ウレロ☆無限大少女」と放送を重ねてきた人気シリーズで、今作の「ウレロ☆未開拓少女」は3年半ぶりの放送。
しかし、先日の大型台風の影響で初回収録に向けた会議が中止になり、台本が出来上がったのは前日の朝。客前一発本番の収録対応に、現場は張り詰めた空気だったが、ただ一人東京03の飯塚は違ったと佐久間が明かした。
「決定稿が前日になったから、久しぶりの復活感が全然なくて。現場はものすごいピリピリしていたの。まず技術陣が『カット割りが間に合わないよ……』。で、初めての収録だから、『ウレロ』をやったことがないADさんもたくさんいて、小道具とか全然なくて『おい、リハが始まるんだぞ?』みたいな。僕はあんまり怒らないんですが、『これ、ちゃんとしないと。制作のミスは許されないから!』みたいな感じでピリッとしてしまい。
で、そこに出演者のみなさんが続々と入ってきた。福原遥さんは最年少だし緊張気味。早見あかりさんは堂々としたものだけど、でも、『台本、多いですね』みたいな。で、角田さんってリハで結構声を枯らしちゃうから『今日はリハが長いから心配だな』と言っていて。
今日の本番、大丈夫かな?って思っていたら『うわあ~! セット懐かしいな~!』って、満面の笑みの飯塚さん。ニッコニコの顔で『うわあ、壁の色が変わったんですね』、『このセット、取っておいてくれていたんですか? うわあ、楽しみだな~』って。もう、遊園地に来た小学生みたいで(笑)。『またやれるの、嬉しいなあ』って言いながらウロウロしていた。
ぱっとスタッフを見たら、技術も全員ひっくるめてニッコニコなの(笑)。一瞬でピリピリムードがなくなって、みんな、喜んでいる飯塚さんを眺めていた。親のような気持ちです。この子(飯塚)の大好きな場所に、また連れて来れてよかったな、って。」
誰もが切羽詰まっていた中、飯塚が心から収録を楽しむ様子に、誰もが癒されたと語った佐久間。その後もリハーサルの度に、ほかの演者を褒め倒し、「いやー、楽しい」と連呼していたという飯塚。さらに、飯塚はその日のツイッターで「今日は本当にいい日だった。楽しかった~!」と投稿しており、これについて佐久間は「最後の最後まで小学生の夏休み(笑)」と突っ込み、飯塚の仕事愛に救われた様子だった。
番組情報
元・テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行が、ニッポン放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」に挑戦! フリーのテレビマン、45歳で既婚者、娘がいる脱サラおじさんが、一生懸命しゃべります。最年長パーソナリティがお送りする「メディアミックス ラジオ番組」です!
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