12月16日（月）深夜、俳優の中村倫也がパーソナリティを担当したラジオ番組「中村倫也のオールナイトニッポン」（ニッポン放送・25時～27時）が生放送。2時間の生放送でプライベートや趣味を語り、動物好きな一面や、DIYへのこだわりも明かした。

毎週月曜日の「オールナイトニッポン」は俳優の菅田将暉が担当しているが、この日は、菅田と同じ事務所で先輩の中村が代演。菅田は15日まで公演されていた主演舞台「カリギュラ」があるため、中村に代演の相談があったと明かし、「それはもう喜んで！ もちろん後輩の為でもありますし、菅田は僕も大好きな人なので、彼の為なら何でもやりますよ」と、快く今回のパーソナリティを引き受けたと吐露。

しかし、“舞台公演中”ではなく、15日が千秋楽だったことから、「気付いたんですよ。昨日が大千秋楽ですよね？ 舞台『カリギュラ』は昨日でめでたく全公演が終わっているわけですよ。あいつ、（ラジオを）できるんじゃないのか？」と疑惑を語り、笑いながら「菅田将暉、ラジオ、サボりです！ あはははは（笑）ずる休みですよ」と断言。さらに中村は楽しそうに「サボりで先輩に（代演を）お願いするって、あいつもなかなか……。これは大変なことをしでかしているわけですよ」とダメ押しをし、「これ菅田は聞いているのかな？ 聞いているなら、言い訳を僕にメールしてほしいです（笑）」と、放送を通して後輩に呼び掛けた。

この発言をきっかけに、番組には「東京・初台で鬼ギャルといる菅田さんを目撃しました」、「菅田さんが、下高井戸の公園で中学生と遊んでいる」、「菅田さんが、千歳船橋のファミレスにいる」といった、菅田の“目撃情報ネタ”が多数到着。中村も悪ノリに乗って「菅田のズル休み情報も、ドシドシ送ってください！」と募集していた。

大の動物好きで知られる中村だが、番組でもリスナーから動物の情報を募集。小さい頃に生き物と触れ合ったエピソードを語ったほか、今は自宅でアフリカの古代魚・ポリプテルス、ハムスターを二匹飼っていることを明かし、「やっぱり生き物は可愛くて、なんか愛おしいんですよね。なんか無駄なことを考えていないな、って。脳みそ、ちっちゃいなっていう。仕草ひとつとっても不思議ですし、可愛いし、癒される存在」と動物愛を熱弁。まだまだ他にも飼いたい動物がいるそうで、「ゆくゆくはムツゴロウさんを目指している俳優と、僕をインプットしていただいて間違いない。“中村どうぶつ王国”をいつか作りたい」と夢を語った。

リスナーからも続々と動物雑学が届き、「生きた化石」とよばれる生物（魚）・シーラカンスにまつわるメールが紹介されると、うれしそうに声を弾ませ、好きが高じて深海魚を食べた時の思い出を語った。

「沼津港深海水族館がそれこそ深海魚を推していて、シーラカンスのはく製とかもあって。で、沼津港は深海魚を食べることができるんですよ。僕、深海魚が好きなんですよ。だから深海魚を飼いたかったんだけど、深海魚なんて家で飼えないじゃないですか？ それで探して、いま飼っているポリプテルスにいきついたんですよ。

好きなので、食べたいな……っていう願望があって、何年か前に（沼津港に）行ってみたんですよ。深海の生き物だからなのか、脂っこい！ トロトロで、全部ヒラメのえんがわに近い味がしました。美味しかったです。いろんな種類の深海魚のにぎりを、8種類くらい食べたんですけど、味は全部一緒でした（笑）。違いを生み出せよ！ 楽しませてくれよ！ と思ったんですけど、8貫食べても全部同じ味でした」

この他にも、DIYが好きで家に電動のこぎりや電動サンダーがあり、ホームセンターで木材を買ってきて楽しんでいるとプライベートを語り、「ゆくゆくは人間工学、生体工学みたいなことを考えたイスを作りたい」と意外なこだわりを紹介。エンディングでは「一人でラジオをやるなんて初めての経験で、不安もいっぱいでしたが、（リスナーから）茶々を入れてもらったことで楽しかった！ あっという間でした！またやりたいな」と、感想。

プライベート感満載の生放送に、番組終了後のSNSでは「めっっちゃ面白かったです」、「かっこよくて面白くてラジオうまいってどういうこと」、「これはぜひレギュラー化してほしい」、「ほんとレギュラーで番組持って欲しいな〜 菅田くんズル休みありがとう。笑」と、パーソナリティ・中村倫也を絶賛する声が相次いだ。