4月17日(金)、人気ロックバンド・WANIMAのKENTA、KO-SHIN、FUJIがパーソナリティを務めるラジオ番組「WANIMAのオールナイトニッポンGOLD」(ニッポン放送)が放送。約4年にわたる「オールナイトニッポン」での活動を振り返り、メンバーそれぞれが思いを語った。
WANIMAは、2015年12月に放送された単発の「オールナイトニッポンGOLD」を皮切りに、2年にわたって毎週放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」を担当。現在は月に1度の日曜深夜に「WANIMAのオールナイトニッポン~にちようび~」をリスナーに届けている。
そんな中、番組冒頭でFUJIは重大発表として、WANIMAの“オールナイトニッポンシリーズ”が今回の放送で最終回を迎えることを報告。この突然の発表に、リスナーからは「悲しすぎます」「最終回なんて嫌だ」といった反響が続々と寄せられた。そうした声に応えるように、メンバーたちは番組特製ステッカー、タオル、キーホルダーといった番組グッズを、“スペシャルタイム”と題した生放送の企画内でリスナーにプレゼントした。
約2ヶ月ぶりとなった今回の放送では、新型コロナウイルスの影響でツアー公演が中止となったことを受け、新曲「春を待って」を緊急配信したことや、2016年に制作した未発表の新曲をSNSに公開したことなどWANIMAの近況を報告。さらに、番組の初代ディレクターを務めた“ビーチ”こと鈴木賢一や、KENTAの同居人など今までお世話になった人と電話を繋ぐ企画を実施した。
また、番組中盤には、新曲「春を待って」のアコースティックライブを生披露。演奏前にKENTAは、「僕らは本当にラジオが大好きでした。ラジオだと、面と向かって言えない恥ずかしいこともちゃんと照れずに言えるような気がしています。目には見えないけど、電波でリスナーさんと繋がれてうれしかったです。これからもラジオを続けていきたいと思います。オールナイトニッポンファミリーでよかったです」とリスナーへの感謝を伝えた。
その後も3人は、これまで番組に迎えたゲストやリスナーとの思い出を振り返りながら、最終回を迎える心境を語った。
KENTA:ラジオをやるようになって、しゃべることをいろいろ探したよね。毎日、毎週、毎月、毎年、楽しかったし。「これ話したいな!」とかあったなぁ。
FUJI:しゃべることとかをね! うん。
KENTA:やっぱり、ラジオで繋がる大切さやったり、リスナーさんからいろいろ言ってもらって、想像する時間があったやんか。文章だったり、声とか電話したりして、それでラジオの楽しさを教えてくれて、本当にありがとうございましたっていうのは伝えたいな。またすぐやりたいけどな〜! なんでオールナイトニッポンが終わるっちゃろね。
FUJI:なんで最終回?
KO-SHIN:まぁでも、我々が次のステップへ行くためですから。
KENTA:うお! かっこよか。
FUJI:次のステップとは?
KENTA:ラジオは俺ずっとやりたいと思っとるよ。ちゃんとみんな、ここのリスナーさんも全部。
FUJI:ニッポン放送でやりたいですけどね!
KO-SHIN:いやいや、(タクシーの)東京無線でやろうよ。
KENTA:あははは(笑)。頑張ろう。東京無線で、モニターでライブやろう。
KO-SHIN:そのときは、(番組構成作家の)宇野コーヘーくんもまたきてくれたら。
KENTA:タクシーの運転手さんとして(笑)
FUJI:(リスナーメールを読んで)『今までで一番、KO-SHINくんがイキイキしてませんか? そんなにラジオ最終回がうれしいですか?』
KO-SHIN:うれしいでしょうよ。
FUJI:うれしいでしょうよじゃないよ!(笑)
KENTA:ニッポン放送にくるのが、僕らの日課やったけんね。ここに来なくなると思うと嫌やね……。
寂しさを滲ませつつ、「またやりたいですね」とつぶやくFUJIに、「またやろう! お願いします!」と強い意気込みを見せたKENTA。リスナーからのメールを読み上げながら、「それぞれに生活がある中、こうやってラジオで繋がれたことが本当によかった」と率直な思いを吐露した。さらに、番組終了直前には、FUJIが大声でエールを送り、「またいつか!」と3人は笑顔で番組を締めくくった。
この記事の画像(全2枚)
番組情報
【オールナイトニッポン0】、土曜深夜の【1CHANCE NIGHT FEVER】を経て、WANIMAのオールナイトニッポンシリーズが日曜の夜にやってきます! その名も【WANIMAのオールナイトニッポン~にちようび~】! 一週間が終わり、また新しい一週間がはじまる・・・。ちょっとおセンチになりそうなこの時間に、月に一回、WANIMAが開催する深夜のお祭り! 皆さんも「ともに」盛り上がりましょう!!