梅沢富美男が、自身の“浮気”に関するエピソードを語った。

梅沢富美男といえば、落語のように語り継がれている「伝説」が数多くある。10月21日のニッポン放送『垣花正　あなたとハッピー！』では『いくつになっても元気でモテる！ 梅沢富美男伝説』と題し、改めてこの数々の「伝説」を梅沢自ら振り返っていった。

その1つが「沖縄台風事件」……

「ありましたね。信じられなかったもの。昔の話ですよ。彼女が沖縄行きたいっていうからさ、じゃあ連れてってあげようかと思って、いろんなところちゃんとリサーチして。

かあちゃんが『どこ行くの？』って言うんで、でも、まさか沖縄行くって言えないから『これは名古屋の仕事だよ』って言って。2泊3日、できれば3泊4日で行こうと思って。

それで出かけて行って、沖縄の空港に着いたらなんと、『ただいま石垣島に、50年ぶりの台風が近づいております。非常に強い台風が接近中です』と。帰れなくなるじゃない。

俺が帰れなくなったら舞台もやってるから大騒ぎになる。だから、しょうがないから彼女にお金を渡して、『悪いけどちょっとお前だけ楽しんでこい。俺ちょっと帰らなきゃいけないから』と。

で、カウンターに行って、『すいません、梅沢富美男ですけど、福岡でも名古屋でも大阪でもどこでもいいですから、俺を乗せて』ってお願いしたんだよね。その後ろでテレビ局のアナウンサーが『石垣島に50年ぶりの強い台風が……』って中継してたんだけど。

そしたら、かあちゃんから電話かかってきて『今どこにいるの？』って言うから『名古屋に決まってんだろ、お前』って言ったら『テレビにおとうさん映ってるよ』って……。

俺の後ろ姿がカメラに丸映りだったんだけど、それをたまたまかあちゃんが見てたのよ。しかも、当時の携帯電話って160キロ離れると「030」から「040」に変わるのよ。それで腹が立つことにアナウンスするのよ。「この携帯は030の地域から040の地域に移動しております」という感じで。だから名古屋じゃないことは電話でもバレてた。

この衝撃の展開に番組パーソナリティの垣花も「まさかの公共の電波で浮気がばれるという！」と反応すると、「恐ろしいもんだね」としみじみと語る梅沢。そして、「かあちゃんが見たら『梅沢富美男だ』ってるわかるんだよね。後ろ姿だけだから、一般の方が見たらちょっとわかんないんじゃないかな」とこぼした。