12月19日(土)に放送されたニッポン放送『高嶋ひでたけ・森田耕次のキニナル・サタデー』に、『鬼滅の刃』のTVアニメ版で主人公・竈門炭治郎の師匠である鱗滝左近次役を演じる声優の大塚芳忠がコメント出演。『鬼滅の刃』への思いやヒットの裏側についてたっぷりと明かした。
炭治郎、禰豆子、鬼殺隊、鬼たちのキャラクターに感情移入 大正という時代設定に大ヒット間違いなしと確信
19日は「2020年輝いたキニナル日本人」と題し、コロナ禍でも輝きを放った人々に焦点を当てた特別企画を放送。2020年社会現象となった『鬼滅の刃』、そのTVアニメ版で主人公・竈門炭治郎の師匠である鱗滝左近次役を演じている声優の大塚芳忠からのコメントがオンエアされた。
大塚はコロナ禍の前に行われた『鬼滅の刃』TVアニメ版の収録を振り返り、「スタッフ、キャスト、関係者大勢が一斉に集まれる現場で、熱気にあふれるスタジオだった。内容としては炭治郎のひたむきないじらしさ、可愛くも憐れを誘う妹の禰豆子、鬼殺隊の面々の颯爽とした風情、次々出てくる鬼たちにもそれぞれ様々な個性があり、ついつい感情移入したくなる。また、大正という大人には懐かしい、知らない若い人たちには珍しく新しい時代設定などもあってこれは大ヒット間違いないと確信した。」と話した。
また、大塚は友人から聞いたという鬼滅ブームを象徴するエピソードも紹介、「東京の孫たちが田舎のおばあちゃんたちにマスクを作って欲しいと、親に買ってもらった炭治郎と禰豆子の着ている柄の布地を送ったそうだが、鬼滅のことを知らないおばあちゃんが縁側でマスク作りをしていると、近所の子供たちが「鬼滅だ!」と騒ぐ。おばあちゃんは困惑気味だけど、なんだかうれしがっていると。東京の孫から田舎のおばあちゃん、田舎のおばあちゃんから近所の子供たち…。大ヒットもうれしいですが、人と人との距離が遠くなりがちなコロナの中で、こんな小さなつながりのきっかけに役立っていることが本当に誇らしい。こういうことがあるから仕事は長く続けてみるもんだと今つくづく思っている。」と今の心境を明かした。
そのほかにも鱗滝役のオーディションの際の秘話など、鬼滅ファン必聴のエピソードをたっぷりと語った。
この番組は、radikoのタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことができる。
<番組概要>
■番組タイトル:ニッポン放送「高嶋ひでたけ・森田耕次のキニナル・サタデー」
■放送日:12月19日(土)17時40分~19時
■出演:高嶋ひでたけ、森田耕次(ニッポン放送解説委員)
■ゲスト:大塚芳忠(コメント出演)、柄本明
■ハッシュタグ:#キニナルサタデー
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