1月4日(月))深夜、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルと村上がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「マヂカルラブリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)が放送され、野田クリスタルが、霜降り明星の粗品へのライバル心について語った。
昨年末の『M-1グランプリ2020』で優勝し、王者となったマヂカルラブリー。2020年の4月と9月に2回『オールナイトニッポン0(ZERO)』を担当した2人が、今回満を持してオールナイトニッポン1部に登場した。
冒頭からM-1で優勝したときの心境について触れ、その喜びを語った2人。野田は2020年3月に開催された『R-1ぐらんぷり2020』でも優勝を果たし、今回のM-1と合わせて2冠を達成したことになるが、トークの中で野田は、同じく2冠を達成している粗品と、ある形で決着をつけようとしていることを明かした。
野田:僕はR-1とM-1、2冠ですよ。粗品状態突入。野田、粗品化計画発動ですよ
村上:いやいや(笑) 粗品になりたいの? だいぶ後輩ですよ。あなたからしたら、8コぐらい後輩なんじゃないですか?
野田:俺は今後、どんどん粗品に近づいていこうかなっていう。粗品化していこうかなって
村上:違う違う(笑) あなたはあなたで一番を目指したらいいのに、なんで粗品のあとをついていこうとするの……
野田:この前粗品に会ってさ。「(M-1優勝)やりましたね」みたいな話になって。やっぱり俺も意識してるわけよ、あとは粗品を倒さなきゃいけない。粗品も俺を意識してるから「もう決着つけるしかないっすね」って話になって
村上:(3冠取るために)『キングオブコント』出んの?
野田:『SASUKE』
村上:なんでだよ!(笑)
野田:粗品は、『SASUKE』で勝負つけたいって言ってた
村上:粗品にそんな“筋肉”みたいなイメージないけど…
野田:この前(『SASUKE』に)出たらまぁまぁいったから、手応え感じてんのよあいつ。ほんと小器用だから、『SASUKE』も(クリアまで)いきかねないのよね
村上:(野田は筋肉をつけているから)さすがに勝てるでしょ?
野田:パワーが必要な場面は超えられるんだけど、単純に器用さが必要な場面もあって。そこで今、互角の勝負してんのよ
村上:(笑)
粗品との決着を、『SASUKE』でつけようとしていると語った野田。また野田は、3冠を狙って『キングオブコント』に出場したいと闘志を燃やしていたが、一方の村上は「賞レースに出るのは(精神的に)結構大変」「寿命が縮まってると思う」と話し、今はまだ乗り切れないといった様子だった。
またトークの中では、M-1優勝後に物議を醸した、2人のネタは漫才じゃないのでは?という“論争”について言及する場面も。2人曰く、この論争によって漫才の入りが完璧になっているといい、「満場一致でチャンピオンになったんですけども……」「どこが満場一致だよ!」「誰もが認める漫才で……」「全然認められてねーんだよ!」といった自虐的な掛け合いで笑いを取っていることを明かした。