『カラオケバトル』で話題の“崖っぷちシンガー”がブレイク間近! 注目ユニット「D.Y.T」インタビュー

By -  公開:  更新:

先日放送された、テレビ東京のカラオケ採点番組『THEカラオケ☆バトル』で、<チャンス到来!人生を変えたい「歌うたい」スペシャル>と題した企画が行われ、1シンガー1ラッパースタイルのツインボーカルユニット「D.Y.T」から、シンガーの菅野陽太(かんのようた)が初参戦。デビュー早々から立て続けに起こった波乱万丈ぶりが、番組内で「マネージャー懇願!契約切られる1歩前 崖っぷちシンガー」と紹介され、視聴者の同情を誘ったが、ステージで一青窈『ハナミズキ』を披露すると、その優しい歌声は話題に。さらに、1月17日に放送されたテレビ朝日の『関ジャム 完全燃SHOW』でも、⾳楽プロデューサー・蔦屋好位置が“2020年気になったKM作品”としてD.Y.Tの最新シングル『Juliet』をピックアップしているなど、今、業界内でも注目されている。

これまで、“いろいろな事情”で表舞台に立てなかったが、2021年になってネクストブレイクを感じさせる2人。まだ、あまり知られていないD.Y.Tの千田耀太(ちだようた)と菅野に話を聞いた。

――D.Y.Tの由来を教えて下さい

菅野:「Do Your Thing」の頭文字をとって「D.Y.T」なんですが、僕らの名前が「耀太」「陽太」と2人とも「ヨウタ」なので、「ダブル・ヨウタ」という意味も……。

千田:最初の頃は突っ張っていて、「違います、Do Your Thingです!」ってドヤ顔で言い張っていたんですけど、「普通に考えて、ダブル・ヨウタだよな」と思うようになって。最近は自分たちから「D.Y.T=ダブル・ヨウタ」と言っています(笑)

菅野:裏テーマが表になっちゃったパターンです(笑)

――D.Y.Tはどんなユニットですか?

菅野:2人とも歌うんですが、僕がシンガーで、千田がラッパーという、1シンガー1ラッパーというスタイルが、最近になって確立しつつあります。

千田:今まで、菅野はポップスを軸に生きてきたんですけど、僕はR & Bやヒップホップなどブラックカルチャーを軸に生きてきたので、この2つを融合させています。サウンド的に言うと、すごく新しく、ビートが強い感じで、メロディラインや歌詞はポップスで、一度聞いたら頭から離れないような、キャッチーな楽曲を作っています。

――菅野さんは、1月31日に放送された『THEカラオケ☆バトル』に初出場して、3位という好成績でしたね。

菅野:『THEカラオケ☆バトル』にはずっと出たくて、目標の1つでした。オーディションを受けて出場が決まったんですけど、実は1回目は落ちてしまって。だから今回、ようやく念願が叶いました!

――番組内では菅野さんの歌唱について、音楽プロデューサーの松尾潔さんが好評されていましたね。

菅野:松尾さんが、僕の生まれ持った声について「それは宝物にしてください」と、凄く褒めてくださって。あの松尾さんからの言葉なので、本当にありがたいです! もちろん優勝を目指していたので、3位で残念ではありますが、全力を出した結果です。たくさんの方に自分の歌が届いていたらいいなって思います。

――番組の中で、「マネージャー懇願!契約切られる1歩前 崖っぷちシンガー」という紹介をされていましたが、“崖っぷち”というのは……?

菅野:今回の出場者の方は全員、崖っぷちな立場の人達が出演していましたが、その中でも一番インパクトがありましたよね(笑)

千田:いろんな方の崖っぷちを見させていただきましたけど、どう見ても、うちが一番でしたね(笑)もう、崖は崖、一番高い崖です。

菅野:2019年の末、僕が肺気胸という、肺に穴が空いてしまう病気にかかり、その時、ちょうど事務所も一番宣伝費をかけていた真っ最中に入院をしてしまったので、活動が止まってしまい。そして年が明けて2020年、ようやく再起をかけて「ここで頑張ろう!」という時に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言があったんです。2020年の4月に曲をリリースしましたが、リリースイベントとか、宣伝できる場が潰れてしまって。

千田:2回もチャンス逃してしまったんです。気付いたら崖にいました(笑)

――菅野さんの復活を待つのは、長く感じたのでは?

千田:そうですね、一発目が本当に気合を入れたやつで、これでたくさんの人に知ってもらえる! という期待感、ワクワクがすごく大きかったので『ここでこうなるのか、神様……』みたいに感じましたね。でも、彼もすごく頑張って、退院して、準備して。じゃあここで一緒に行きましょう! というタイミングで今度は新型コロナウイルスが上陸。路頭に迷うというか、『これからどうしていけばいいんだろう?』と思っていたところで、『THEカラオケ☆バトル』の出場権を菅野が勝ち取りました。

――菅野さんが実力で、チャンスを掴んだわけですね。

千田:首の皮1枚繋がった、みたいな。まだ、崖から落ちていなかったな、と。菅野には大きな借りがあるので、やっぱり返してもらわないと(笑)でも、こうして勝ち取ってくれたので、今回のカラオケバトルでチャラですね。

――何かと制限が多いコロナ禍では、どんな活動をしていますか?

菅野:去年、2020年に緊急事態宣言が出た後から、自分達で作詞作曲のオリジナル曲を作る作業を、より積極的にしています。

千田:自分達で作っているか作っていないかは、聞いていると分かると思うんです。この人たちはどういうものを発信していきたいのか、って。今年は、より聞いている人が『D.Y.Tはこういう音楽をしていきたいんだ』というのがすごく感じられて、もっと自分達のことを好きになってくれる方が出てくると思っています。しかも、今年一発目、菅野が『THEカラオケ☆バトル』で活躍もして、凄く縁起のいいスタートができましたから、自分たちで作詞作曲した楽曲も広めていきたいです。

菅野:今は配信を中心に活動していますが、本当は路上ライブとか、東京だけでなく全国に自分たちが足を運んで、ちょっと泥臭いことをして歌を届けたい……という思いが強くありました。ただ、現在はそれができない状況なので、SNS から配信でライブを届けるという形で、少しでも自分たちの曲を聞いてもらえればと思っています。

――D.Y.Tの最新シングル『Juliet』は、ストリーミング総再⽣回数70万回突破という人気ですが、どんな曲となっていますか?

菅野:『Juliet』をきっかけに、1シンガー1ラッパーという僕らのキャラが分かりやすくなったと思っていて。

千田:『Juliet』はトラックメーカー・KMさんによるプロデュース作品なんですが、サビを聞いた時に「これ、いい!」って、直感ですごく思いました。

――歌詞では大好きな女の子“ジュリエット”に振り回される男心が描かれていますが、実際に好きな女の子に振り回されたいですか?

千田:僕は振り回されてみたいですね(笑)やっぱり男性は誰しも、年下のちょっと小悪魔な女性が好きだと思うんですよ。もちろん、年上の女性に振り回されるのもいいんですけど、男性の中にある欲望というものとして、恋愛で振り回されるのは好きなんじゃないかと。曲を聞いたいろんな人からも「すごい共感できるわー!」と言っていただけました。

菅野:僕は……たぶん、振り回されてしまうタイプだと思っています(笑)僕は“振り回されたい”って思いはそんなに強くないんですけど、自分の性格を考えると、けっこう転がされちゃうんじゃないかな、というのがあります。

――今後の目標や夢は?

菅野:2020年の年末にワンマンライブをすることを目標にしていましたが、それも結果的に実現できなかったので。今はなかなか、お客さんを集めてということができませんが、状況がよくなったら早くワンマンライブをしたいです! いまだかつて、できていないので。

千田:僕もやっぱりワンマンライブをしたいです! ワンマンライブを達成する快感をまだ味わっていないので、早くそれを味わいたいし、自分達をいつも応援してくれるみなさんに、お見せしたいです。

●D.Y.TオフィシャルHP
https://dyt-y.com/


Page top