10月27日(水)、お笑いコンビ・ロケット団の三浦昌朗(みうらまさあき)と倉本剛(くらもとごう)がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「ロケット団の定例ラジオ」(ニッポン放送・毎週水曜20時30分~)が放送スタート。2人が念願となるラジオのレギュラー番組を持つことができた喜びを語るとともに、下積み時代のエピソードについて明かした。
今月から放送開始となる『ロケット団の定例ラジオ』は、ロケット団の初となる冠ラジオ番組。ボケ担当の三浦とツッコミ担当の倉本からなるロケット団は、漫才協会と落語協会に所属し寄席などの舞台を中心に活動しており、この番組では、そんな2人ならではのトークや企画などを展開していく。
初回となる放送では、番組が始まった喜びを語るところからスタート。『ビートたけしのオールナイトニッポン』が放送されていた1980年代から今もなお聴き続けているほど『大のラジオ好き』だという三浦は、同じ放送局で自分たちの番組を持てたことに「売れたな(笑)」と調子のいいコメントを飛ばす場面も。プロ野球のナイター中継が行われない期間限定の放送であるため「最終回が決まっている(笑)」という切ない事情を明かしつつも、「冠ラジオですから!頑張っていきましょうよ!」と意気込みを語っていた。
番組の開始を喜んでいた2人だが、番組が始まるにあたっては、関わりのある様々な芸人たちも祝福してくれたそうで、続々とメッセージが届いたとのこと。その中で、師匠であるおぼん・こぼんからも連絡があり、「レギュラーおめでとう!」と激励を受けたという。
現在2人は寄席で漫才をやっているが、下積み時代には、劇団に所属していたこともある。倉本は日々一生懸命演技の勉強に励んでいたそうだが、一方の三浦は劇団で行っていた真面目な芝居が苦手だったといい、その当時のエピソードについて話した。
倉本:芝居の稽古をやってて、ほかの人たちがやってるときに、俺たちは見てるわけじゃん。そのときにダメ出しとか演出家の人に言われるから、台本に書き込むんだよね。そしたら横でさ、先輩だから劇団のときは。
三浦:俺が先輩だったからね。
倉本:「お前はほんと真面目だなぁ」とか「書けたか?書けたか?」とか言ってきて(笑)ああいうの良くないよ?ほんとに。先輩だから言えなかったけどさ、人の演技見てさ、「あいつの演技クサイだろ?」とかさ(笑)
三浦:(笑)
倉本:「あいつ、芝居が上手いと思ってんだよ」とかさ。言わない方がいいよ~ほんとに。
三浦:真面目な芝居なんか嫌だったんだよ、俺。「踊ってるよ~あいつら」みたいなね。
倉本:そりゃ踊れって言われたら踊るよ。
三浦:そういうシーンなんだけどさ(笑)
倉本:それで仕込みも全部終わって、「お疲れ様でした!明日から初日、頑張りましょう!」って言って、その日帰り道一緒だったじゃん?あのときさ、「早く終わんねぇかな~この芝居」とか言って(笑)
三浦:(笑)
倉本:まだ初日迎えてないのに……(笑)
最初はお笑いを積極的に行う劇団だったが、徐々に真面目な芝居が多くなってきたため、やる気をなくしてしまっていたという三浦。20年以上前の自分の言動を思い返し、「失礼な話だよな~」と反省していた。
また、エンディングでは、10月31日(日)放送の『笑点』(日本テレビ系)に出演することを告知。倉本がお知らせを読み上げると、三浦はオープニングトークと同じ「売れたな(笑)」というコメントを再び持ち出し、笑いを誘っていた。
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番組情報
三浦昌朗、倉本剛からなるお笑いコンビ・ロケット団。
漫才協会、落語協会に所属し、寄席などの舞台を中心に活動している彼らが、コンビでは初となる冠レギュラーラジオ番組をスタートします!