11月22日(月)深夜、俳優の菅田将暉がパーソナリティを務めるラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週月曜25時~27時)が放送。俳優で親交のある小栗旬がゲストとして生出演した。
小栗は今年2021年に公開された映画『ゴジラvsコング』でハリウッド作品に初出演。菅田が「何百回も聞かれているかもしれないですけど、ハリウッドのこととか聞きたいと思いますよ、世界!」と切り出し、小栗が同作の撮影現場で感じたことを語った。
菅田:何か変わったことあるんですか?
小栗:はっきり言って何もないです! でも、日本で主演とかでやらせてもらって、大事に大事にされるような時間が増えてきた時に、ある意味、新人として参加して。見たこともないような景色の中、まずは言語とか、どうしても足りていない部分があったりして。そこで『苦労できる世界がまだまだあるんだ!』ということを知れたのはめちゃくちゃありがたいし、こういう場所に来れたということは、改めてもう一度自分に期待してもいいんじゃないか? っていう瞬間に会えるみたいなことはあって。
菅田:うん、うん。
小栗:もう1回、駆け出しの頃に戻れたということが、長い人生の中で「もう1回やってもいいよ」っていうチャンスを貰えたのはありがたいし、うれしいなーっていうか。
菅田:(周りが)自分のことを全然知らなかったりとか、一から……っていうことですよね。
小栗:それこそ、俳優さんとかスタッフさんからも「彼は何?」って言われたりして。撮影が始まって4か月ぐらい経っているところに僕は参加したから、「この人は誰だ?」みたいな。
菅田:あぁ~、そうか。そういうことになるんですね。
小栗:「君のパートは何?」って言われて。
菅田:パート?
小栗:「何の役職で来たの?」って。
菅田:あっ、なるほど。周りは小栗さんが俳優部かどうかさえも知らないと。
小栗:そう。だから「僕は役者です」みたいな。
菅田:そこからなんだ!
小栗:楽しいでしょ?(笑)
菅田:痺れますね!
小栗:今僕はどこの現場に行っても、「役者です」とかあんまり言わなくても良くなっていて、「あっ、小栗さん、どうぞこちらに!」とか言われて。『一体いつから僕は「小栗さん」なんて言われるようになったんだろうな』と。
菅田:はい、はい。
小栗:もう1回自分は、自分というこの器を使って、新しい場所で戦ってもいいんだなぁ、みたいなことを感じる瞬間でもありましたね。
ハリウッドで新人時代の頃のような苦労を経験し、「ありがたいし、うれしい」と振り返った小栗。
番組ではこの後も、ハリウッド映画の撮影中の小栗から菅田に電話があったことや、日本との撮影の違い、現場にあった豪華すぎるケータリングサービス、週末の様子などハリウッドトークで盛り上がった2人。小栗の話に、菅田も「すごい話だな面白いなぁ〜」と興味津々で、「そういうところで舐められないようにするには、どうしたらいいですか?」と質問すると、小栗が「無理だよ、たぶん!」と即答。「最初は舐められる、っていうスタンスで行かないと」と言って助言した。
番組情報
映画・ドラマ・CM、そして歌手としても活躍する菅田将暉が、毎週月曜日のオールナイトニッポンで2時間トーク!メールは毎週様々なテーマでお待ちしています。