12月25日(土)、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしがパーソナリティを務めるラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送・毎週土曜13時〜15時)に、お笑い芸人の永野が生出演。永野が、若手の漫才師に対する持論を語った。
同じ事務所で20年以上の付き合いがある永野とサンドウィッチマン。ところが、11月18日放送の「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送・毎週月~木曜13時~)にゲスト出演した永野が、番組内で事務所や漫才師について不満を漏らしていたという。
この話を聞きつけた伊達と富澤に、「不満はないですね!」と弁明した永野が、若手漫才師に抱くイメージについて語った。
伊達:(永野が)そもそも「漫才師が嫌いだ」とか、「漫才師が舞台袖で壁に向かって一生懸命練習したりするのが見てられない」「努力を見せるな」と。それを漫才師のナイツのラジオで言ってたんですよね?
永野:違うんですよ! 言わせてほしいのが、ナイツもサンドウィッチマンも大好きなんです。もうリスペクト! だけど。
伊達:だけど?
永野:あなたたちの背中を見て、そこらの学生が憧れちゃったもんだから、悪しき習慣があるってことが言いたいです!
伊達:なんですか、その悪しき習慣って。
永野:サンドウィッチマンは本当に大好きだし、すごいお二人ですよ! 最近、左肩に『サンドウィッチマン』って彫ったんです。
富澤:彫るな、彫るな(笑)。
伊達:なんで左なんだよ。
永野:右には『M-1グランプリ2007』って。
富澤:大好きじゃん。
永野:だから、サンドウィッチマンはマジですごいんですけど、サンドウィッチマンとナイツがカッコいいもんだから、それに憧れて、「お前、違うよ!」って奴が、真似っこしてやってる画(え)がすげームカつくだけで。
伊達:若手がね。
永野:サンドウィッチマンは、M-1グランプリの前からやってるんですよ。つまり、漫才が好きなんですよ! だけど、うちの後輩たちは、『M-1』という戦いに向けた、スポーツ選手の感覚なんですよ!
伊達:あ〜、なるほど。
永野:そういうことじゃないぞと。それで、アスリートの先輩みたいに「富澤さんも教えてください!」って、青春時代を謳歌した学生が急に暗い顔とか作るから。サンドウィッチマンって、漫才でなかなか売れなくて、悲しみがあったじゃないですか。コントもいろいろやったけど、やっぱり漫才師だからやってたわけですよ。
伊達:はいはい。
永野:それを、『M-1』が始まって、そこらのガキが急に「1分のうちに何ボケ入れますか」とか、数学のお勉強みたいなことを言い出して。だって、サンドウィッチマンなんて、“すごくイイ人”みたいにやってるけど、低学歴の二人組だからね。
富澤:やめろ(笑)。
下積み時代から知っているサンドウィッチマンやナイツを尊敬しているものの、その背中を見てアスリートのように真似をする若手芸人に「そういうことじゃないぞ!」と物申していた永野。
その後も、若手芸人にダメ出しを連発する永野に、「それ誰のこと言ってんの?」と伊達がツッコミを入れると、「東京ホテイソンのことです」と、永野は事務所の後輩の名前を挙げ、笑いを誘っていた。
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番組情報
サンドウィッチマンがパーソナリティを務める生ワイド番組『サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー』