1月22日(土)、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしがパーソナリティを務めるラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送・毎週土曜13時〜15時)に、落語家の春風亭一之輔がゲスト出演。サンドウィッチマンと同じく、高校時代にラグビー部に所属していた一之輔が、当時の思い出を振り返った。
高校時代にラグビー部で出会い、のちにコンビを結成したサンドウィッチマンの2人だが、今回が初共演となった一之輔も、高校でラグビー部に所属していたことを告白。一之輔は“バックス”、伊達と富澤は“フォワード”とポジションは異なるも、それぞれに共通したエピソードがあると明かした。
一之輔:高校1年生で辛くてやめちゃったんで。
伊達:けっこう強い子が多かったんですか?
一之輔:そのときは、埼玉でベスト8くらいでした。
伊達:ほう〜、強い!
一之輔:そこそこ強い学校に入っちゃって。で、20人くらいの1年生が入ったんですけど、いや〜、辛くて辛くて。
伊達:辛いですよ、ラグビー部って。
一之輔:あのデカいタイヤを寝かせてただ押していくっていうのあるじゃないですか。あれ、なんすか。
富澤:1年生ってボールも触らしてもらえないくらいですよね。
伊達:今考えると、あれってどこを鍛える練習だったんだろうって。
一之輔:何トントラックみたいな、ぶっといタイヤを寝かせて、それを押していくんですよ。
伊達:でも、どこかは筋肉痛になるんですよ。鍛えられてるんですよね。
一之輔:まだ、「水を飲むな」っていう時代でしたからね。
伊達:そうですね。同世代ですから。
一之輔:バケツに水道水が汲んであって、みんな、手でしゃくって飲むみたいな。砂が中に入ってるのに、「水を入れていいぞ」って言われると、両手ですくってオアシスを求めてる(笑)。
富澤:水たまりの水でも飲みたいぐらいな。
一之輔:で、1年やって、もうちょっとキツイなって。向いてないんだろうなって。あの、下手だと、如実に責任が問われる競技じゃないですか。
伊達:ノックオン(落球)したりね。
一之輔:ノックオンしたときの、先輩の鬼の形相が。
富澤:ボールを前に落とすってね。
伊達:僕ら、フォワードっていうプロップだったんですけど、スクラムとかを一生懸命やって、ボールを出してバックスに行って、そのバックスがですよ、普通にとれる球を前に落っことしてね、「何考えてんだ、ふざけんな、バックス!」って。
富澤:仲が悪いチームが多いですよね。
伊達:フォワードとバックスは仲悪いですよ。
一之輔:バックスって、華奢というか細身で、僕はバックスだったんですけど、(フォワードの)ゴツい人たちが、すごい形相で舌打ちしながらこっちに向かってくるんです。
高校でラグビー部に入部するも、ハードな練習から1年で退部してしまったという一之輔。ところが、退部後に空いた時間でふらりと訪れた浅草演芸ホールが、落語に目覚めるきっかけになったと振り返っていた。
この記事の画像(全2枚)
番組情報
サンドウィッチマンがパーソナリティを務める生ワイド番組『サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー』