2月7日（月）深夜、タレントのファーストサマーウイカがパーソナリティを務めるラジオ番組「ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO)」（ニッポン放送・毎週月曜27時〜）が放送。新型コロナウイルス感染から復帰したウイカが、自宅療養期間中に印象に残ったエピソードを明かした。

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1月22日に新型コロナウイルス感染が判明して自宅療養中だったウイカは、番組冒頭、「帰ってまいりました！」と2週間ぶりの番組復帰を報告。休養中も無症状だったといい、「本当に何もなくて元気で」と状況を伝えた。

この期間中、自宅ではパソコンでの楽曲制作などに挑戦したが、途中で挫折。「予備知識のない漫画を読もう」と気持ちを切り替え、花沢健吾の漫画『アイアムアヒーロー』を読み始めたという。

「みなさん、『アイアムアヒーロー』って漫画、知ってます？ 私、全く知らなかったんですよ！ 人気だったんですよね？ 話題になったんですよね？ 10年くらいは連載していたかな。22巻まで出てたし、映画にもなってるんですよ！ 大泉洋さんが主人公の役で、それがそっくりで。それも話題になってたみたい。

私、まがいなりにもエンタメの世界に興味があったし、その映画の公開が2016年だったから、すでに活動もやってたし、『なんか聞いたことある』とか『あ〜、見てないけど』ってことはあったとしても、『1ミリも知らん』なんてこと、今まであんまりない気がするというか。

私、このタイトルも聞いたこともなければ、映画化ももちろんやし、どんな漫画かも知らんかったから、1巻を読んでる時に、『なんか鬱屈とした漫画家のアシスタントの変わった人の話か〜』と思ったら、『ええっ、ゾンビもんやん！』『あ、そういう系の話なんや！』って。

なんの知識も知らないことが急に怖くなって、記憶が消えたんかもしれんと思ったんですよ（笑）。体は健康やったけど、実は、何かの記憶を代償にこの元気さを手に入れてしまってたのかなって思うくらい、びっくりしたよね。記憶力ある方なんですけど……。

『アイアムアヒーロー』はゾンビやないんやけど、寄生されて変異して人に噛みついちゃったりするみたいな、それがもうめっちゃ怖くなって寝られへんくなって」

2016年に実写映画が公開された大人気漫画だったにも関わらず、「なんで『アイアムアヒーロー』だけ知らんかったんや……」と衝撃を受けていたウイカ。また、同作を毎晩読んでいたウイカは、「朝方までずっと起きて、目を瞑ったらその怖い絵が出てくる」という状況になるほど夢中になったことから、スマホのパズルゲームでその恐怖を紛らわしていたと語った。