俳優・浦井健治がパーソナリティを務めるニッポン放送のラジオ番組『浦井健治のDressing Room』(毎週木曜 21:20~21:40 )の3回目となるイベント「浦井健治のDressing Room Live vol.3」がきょう2月28日、昼の部【1st】、夜の部【2nd】の2部に分けて開催された。【1st】には岡宮来夢、【2nd】には石川禅をゲストに迎え、歌あり、トークあり、スぺシャル企画ありの盛りだくさんの内容で、配信を見たリスナーやファンからTwitterを中心に大きな反響が寄せられ、幕を閉じた。
2022年2月28日(月)【1st】14時~ 【2nd】19時~
◆2月28日(月) 昼の部【1st】公演
番組タイトル「Dressing Room」の名の通り、楽屋風のゆったりした雰囲気でお届けする同イベント。前回からおよそ1年8か月振りのイベントとなるが、今回も書斎を思わせるドレッシーなスタジオに設置されたソファにゆったりと腰かけた浦井が「リラックスして楽しんでくださいね!」と画面越しにリスナーに向かってメッセージを送り、イベントは幕を開けた。
手元のiPadでリスナーから寄せられたツィートを読んで交流を楽しんだ後は、グランドピアノが設置されたメインステージに移動。メインステージ中央に設置されたスタンドマイクを前に浦井は、堀倉彰(クラーキー)の演奏に乗せ、ミュージカル『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』内で歌う「THE MAN WHO LAUGHS」を力強く独唱した。
その後浦井は、ミュージカル『王家の紋章』で共演した本日のゲスト、岡宮来夢をスタジオに迎え入れる。浦井の「まずはファラオになっちゃう?」という言葉から、2人が共演した『王家の紋章』から「ファラオとして」をデュエット。スタジオに2人の歌声を響かせた。歌い終わった後、2人は思わず拍手。岡宮は「緊張しましたけど、超うれしいですね」と一言。浦井も「楽しいね!」と応じていた。Twitterには「最高です!」「また王家の紋章を見たい!」「ツーショット良すぎます」というファンやリスナーからのメッセージが寄せられた。
再び、オープニングの書斎のようなスペースに移動した2人。ここではクラーキーの生のピアノ演奏をバックにムーディーな雰囲気のなかでトークが繰り広げられた。トークは番組でも恒例のキーワードカードをもとに進行。「冷蔵庫の中にあるもの」「カバンの中に必ず入れているもの」「ミュージカルの醍醐味」といったキーワードをもとに、2人の私生活やミュージカルにかける思いなどがが次々と明らかになっていった。なかでも、「踊り出したいくらい嬉しい出来事」では、岡宮が浦井にずっと感謝していることを告白。『王家の紋章』で共演した浦井の姿を見て「こんな座長になりたい」と思ったと話す岡宮は、舞台で浦井の座長としての姿を思い出してみんなに接していたという貴重な裏話を語った。
キーワードトークのあとは、リスナーから寄せられた「言って欲しい甘い言葉」を2人が囁く「甘〜い 言葉!トロトロワード」のコーナーやリスナーから寄せられた「いつ」「だれが」「なにをした」という3つの場面をシャッフルして、それぞれが演技で表現、「どんな場面を演じているのか?」を当てるという 「いつ、だれが、なにをしたクイズ」のコーナーなどで盛り上がった。
さまざまなスペシャル企画のあとはメインステージに場所を移し、再びデュエットで「青の時代」を披露。ミュージカルで鍛え上げられた伸びやかな歌声で、画面を超えてリスナーを感動の渦に巻き込んだ。
歌い終わると、そのままエンディングへ。岡宮は満面の笑みで「最高に楽しかった!」と感想を述べ、さらに「是非また(ミュージカルで)浦井さんとご一緒できるように頑張ります」と意気込みを語った。それに対し浦井も「是非!」と力強い返答を岡宮に送り、昼の部【1st】は幕を閉じた。
◆2月28日(月) 夜の部【2nd】公演
夜の部【2nd】は、昼の部とは違いダンディーな雰囲気漂うバーカウンターからスタート。そこに登場したゲスト石川禅は、浦井と『笑う男』で共演する大先輩だ。席についた石川に「なにか作ってくれるの?」と言われた浦井は即興でカクテルを作る芝居をし、さっそく石川をもてなす。さらに浦井は、ウェルカムドリンクならぬ“ウェルカムソング”として、昼と同じくグランドピアノが設置されたメインステージへ移動し、堀倉彰(クラーキー)の生演奏に乗せて「THE MAN WHO LAUGHS」を高らかに歌った。堂々とした歌声とは裏腹に、「緊張した」と明かした浦井。「村井國夫さんと石川さんの前で歌う時は、いつも緊張するんです」とミュージカル界の重鎮の名前を並べると、石川は 「素晴らしい方と一緒にしてくれてありがとう」と笑顔でお礼を述べていた。
そんな会話をしながら2人は書斎のようなスペースへ移動すると、昼の部同様、堀倉彰(クラーキー)のピアノ演奏をバックに「キーワードトーク」へ。「休みの日のルーティーン」「最近“ええええー!”となったこと」などライトな話題から始まり、トークのキーワードは「ミュージカル・演劇の素晴らしさ」へ。浦井が『笑う男』で抱いた石川の芝居に対する素晴らしさを熱く語ると、そこから石川の深い演技論に。浦井は石川の話に何度もうなずきながら、時折、顔をじっと見つめて聞き入っていた。さらに石川は 「お仕事で感動した思い出」というキーワードで、東日本大震災発生時の『レ・ミゼラブル』チャリティコンサートでの貴重なエピソードを語り、チャットでは「禅さんのトーク素敵」「感動した」と、聴き惚れたリスナーからの感激メッセージが相次いでいた。
続いて、昼公演と同じく「甘〜い言葉!トロトロワード」で盛り上がった後は、一夜限りの特別企画「スペシャル朗読劇『パートナー』」へ。朗読するのは、浦井が以前書いた童話のなかのひとつ『パートナー』という童話で、今回、石川と2人で朗読するために、本イベント用に特別にアレンジしたもの。浦井が遊園地のマスコットキャラクター・バート役、石川がそのパートナーの園長役を演じ、ピアノの生演奏に乗せて、2人はしっとりと朗読。朗読後、浦井は「禅さんの声の魅力がすごい!情景が浮かんできて、ウっと来てしまいました」と泣いてしまいそうになったと話した。石川は「時間があれば、もっとお稽古してやりたかったな」と、最後まで芝居に対する真摯な姿勢を見せていた。
エンディングでは、浦井から石川と配信を視聴しているリスナーへの歌のプレゼントということで、かつて自身が主演を務めた『HEDWIG AND THE ANGRY INCH』より「THE ORIGIN OF LOVE」を熱唱、声高らかに歌い上げた。
最後に、浦井は「禅さんと歌いたかったな~」「また機会があれば、禅さんの歌を聴かせてください!」とおねだり。それに対し、石川も「じゃあ父と子で歌おう」と提案し「ルドルフ!」「お父様!」と『エリザべート』の一幕を彷彿とさせるやり取りを見せ、最後、浦井が配信を見ているリスナーへの感謝を述べて、イベントは幕を閉じた。
両公演とも、3月6日(日)20時まで配信チケットを発売中。詳しくはニッポン放送イベントホームページ、もしくは「イープラス」で検索。
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■タイトル:ニッポン放送 『浦井健治のDressing Room Live vol.3』
■実施日時:2月28日(月) 1st 14時~ / 2nd 19時~
■出演:浦井健治
■ゲスト:1st 岡宮来夢 / 2nd 石川禅
■ピアノ:1st / 2nd ともに 堀倉彰(クラーキー)■配信チケット:
3月6日(日)20時まで発売中
料金 3,000円(税込)
※別途システム使用料が330円かかります。
※チケット代は1st、2ndそれぞれ必要になります。
★購入方法 「イープラス」で検索 https://eplus.jp/drl3