7月3日(日)、みちょぱこと池田美優がパーソナリティを務めるラジオ番組「#みちょパラ」(ニッポン放送・毎週日曜22時30分~23時)が放送。ゲストのお笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二が、芸人になったきっかけについて語った。
今回は、斉藤の経歴についてトーク。元々役者を目指していた斉藤は、憧れの劇団・文学座に入ろうとするも審査に落ちて断念。その後、サラリーマンとして会社勤めをしていたという。
だがそんな斉藤に、ある日上司から意外な言葉が。それをきっかけに、芸人になることを決意したと語った。
斉藤:(会社に入って)2年目ぐらいのときに、上司に会議室に呼ばれたのよ。「あんたこの仕事面白くないでしょ? 役者目指してたんでしょ? だったら、吉本(興業)行けば?」って言われて。
みちょぱ:えっ!?
斉藤:「芸人を経由して役者やってる人、いっぱいいるでしょ?今から劇団に入るのだと年齢的にもあれだし……そっち行けば?」みたいな感じで軽く言われたの。50代の女性だったんだけど。
みちょぱ:へぇ~!
斉藤:それを俺は鵜呑みにしちゃって。その日に情報誌を買ったら、吉本の養成所の締切が2日前だったのよ。で、次の日に退職願と願書出して。
みちょぱ:すげー!
斉藤:それを出したときに、その人はいなかったんだけど、その後すぐ連絡きて、「あんた何考えてんの!?」って。「いや、昨日言われた通り……」って言ったら、「冗談に決まってるでしょ」って言われて。
みちょぱ:あれ?(笑) 話と違うよね。
斉藤:でも、もう願書と退職願出しちゃったから「辞めます」って言って。
みちょぱ:今はでもう有名になって、役者の仕事もきてますもんね。結局その上司の方の言った通りというか。
斉藤:前に特番で『この人をきっかけにこの世界に来た』みたいな企画があって、「その人とお話してみたいです」って言ったんだけど、もう亡くなってて。そのときスタッフさんが俺の同期だった人と話したんだけど、その人が言うには、(その上司は)芸能プロダクションの社長だったらしいの。
みちょぱ:すごい話!
斉藤:だから「冗談ではなかったんじゃないか」「分かってたんじゃないか」って。俺もうそのとき感動しちゃって。
みちょぱ:うわぁ、泣いちゃう……。すごい素敵な話。
上司から不意に言われた一言をきっかけに、再び芸能の道を歩み始めたという斉藤。運命を感じるようなエピソードに、みちょぱも感動していた。
この記事の画像(全3枚)
番組情報
みちょぱこと池田美優が、最新トレンド情報はもちろん、女子は共感・男子はタメなるお話どんどんしていきます! 明日から学校の人も会社の人も、憂鬱な気分を吹き飛ばして元気に!