9月21日(水)深夜、乃木坂46で3期生の久保史緒里がパーソナリティを務めるラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週水曜25時~27時)が生放送。『きつねダンス』を披露して話題となった「FNSラフ&ミュージック」のエピソードを語った。
「大前提として、東北楽天ゴールデンイーグルスのファンなので、日本ハムを応援する『きつねダンス』に魂は売れない。その一方で、乃木坂46に入って6年間、来たお仕事を断ったことがなくて、ありがたく何でもやらせていただいてます、というスタンスなんです」と説明したうえで、「FNSラフ&ミュージック」での『きつねダンス』は「この6年間、野球が好きと伝え続けてきて、色んなところで発信とかしてきて、積み上げてきたことのクライマックス」だったという。
オールナイトニッポンで金川紗耶に「北海道出身なんだし踊りなよ」と勧めたことから始まり、再生回数を毎回公表するなど『きつねダンス』の話を度々出し、「どこまで行くんだろうって思っていたけど、TikTokで流行って、そこがゴールだと思ってたら、その上に地上波の全国放送があったの。嘘でしょ?って思って」とかなり驚いたそうだ。
また、西武ライオンズファンをアピールしたがらない向井葉月の「彼女のデビュー戦はここだ!」と思い、出演メンバーが決まった時にはたまたま一緒にいて、抱き合って喜んだという。好きな選手のユニフォームを着ていいと言われ、一番好きな選手が二軍の岡田選手で「地上波ならみんな知ってる選手の方がいいのかな?」と葛藤していた向井に「絶対に岡田選手でいきなさい。岡田選手のユニを着ることによって必ず西武ファンにささるよ」と“久保監督”としてアドバイスしたことも明かした。
さらに『きつねダンス』の前後でトークがあり、マネージャーから積極的に回すように言われていた久保は「自称NPB女子広報部でやらせてもらってる私にとって、ついに乃木坂とNPBの懸け橋になれる日が来たんだ!」と名誉に思い、「この日のために6年間頑張ってきたんだ」と色んなトークのパターンを考えたという。
しかし、「野球ファンの方に知ってもらえる晴れ舞台! BIG BOSSも来て、張り切らないわけがない」と意気込み、「みなさんも一緒に踊りましょう」と言って本番がスタートした直後にマイク(ヘッドセットの本体)が取れてしまい、「私のトークがオンエアに乗ることがなくなった。重いものを引きずってたから、踊れなくなっちゃった」ことを明かし、「終わったら自分でもびっくりするくらい大泣き。6年間の音楽番組のミスで一番の大泣き。絶対に(野球ファンに)見つかろう、て頑張ってたの。でもトークも何も出来なくなって……」と本番中も涙をこらえ、その後4時間泣き続けたそうだ。
「私不幸なんですよ~」と度々番組で言ってきた久保だが、舞台本番中のハードスケジュールのなか、「1日の最後の楽しみのために1日頑張ったこのタイミングでこれですよ、さすが久保だな」と語った。
信じられないくらい落ち込んだ久保は「次の日、たまたま舞台の休演日で、気持ちを切り替えられなくて、傷心旅行と題して日帰りで軽井沢に行ったんですよ」と気づいたら軽井沢に居たといい、数か月にわたって番組で話題に出してきた『きつねダンス』の話に終止符を打った。
番組情報
アイドルグループ乃木坂46が毎週水曜日の「オールナイトニッポン」を担当。 2代目パーソナリティの久保史緒里が毎週お届けします! ふるさと宮城と野球のお話多めの生放送ですが、どうぞラジオ・radikoでお聴きください!