10月10（月）深夜、俳優の山田裕貴がパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンＸ(クロス)」（ニッポン放送・毎週月曜24時～24時58分）に、ロックバンド・ドレスコーズの志磨遼平（ボーカル）が生出演。昨年2021年に共演した音楽劇『海王星』の裏話を語った。

山田が主演した音楽劇『海王星』で、志磨が音楽・音楽監督を担当し、劇中歌はドレスコーズの生演奏により披露された。この共演をきっかけに、プライベートでも会う間柄となったという2人。初めて会った時の印象や、舞台のことを振り返る中、山田が舞台裏で泣いた時のエピソードが明かされた。

山田：舞台って、本番前にアップをするじゃないですか？

志磨：うん。

山田：本番2時間ぐらい前に劇場に入って、準備体操をして、ドレスコーズさん達も楽器を触り始めて。

志磨：そうね、セッティングをね。

山田：僕、一生忘れないだろうなっていう事があったんです。大好きなディズニー映画『ヘラクレス』の劇中歌を志磨さん達が耳コピしてくれて！『これ、アップで歌っていいですか？』って言ったら、次の日から皆さんで合わせて弾いてくださって。

志磨：うんうん。

山田：で、『ヘラクレス』の劇中歌を毎日アップで歌うというのが、ルーティンになったんです。

志磨：最初は山田くんが何気なく歌い出したんだよね。他の出演者の方々は、自分が本番で歌うものを練習していて、山田くんも最初はそうで。でも、フワーって（『ヘラクレス』の曲を）歌ったから、僕らもそれに合わせて。

山田：はい。

志磨：で、山田くんが本気で歌いだして、しまいには泣いてたよね？

山田：泣いていました。

志磨：歌いながら……。

山田：僕、本当に感動して！ 生のバンドで、しかもドレスコーズさんが弾いてくださって、それで歌っている自分に感動し過ぎて……。

志磨：楽しかったですよ。山田くんの歌、いいのよ～！ 声がいい！

山田：この前僕の家でも、志磨さんが「山田くん、歌をやりなよ」って言ってくださって。

志磨：そうそう。絶対にいいと思う。

山田が大好きな『ヘラクレス』の劇中歌を何気なく歌っていたのに合わせ、ドレスコーズが演奏。うれしさのあまり本気で歌い、そして泣いてしまったと告白した。

この話の流れで、もし山田が曲を出すならどんな作品がいいか、ユニット名は「白銀's」にしよう、といった話も展開。2人とも、音楽コラボに夢を膨らませた様子だった。